★2024年新物 販売開始★ご注文はコチラ

【ふじのくに地球環境史ミュージアム|駿河区 大谷】静岡の魅力まるわかり!新しい博物館が超絶お薦めだった!

▼商品のご購入はコチラ▼

▼おススメ特集▼

スポンサードサーチ

駿河区 大谷「ふじのくに地球環境史ミュージアム」とは?

突然ですがクイズです!

Q.日本一高い山はどこでしょう??

そう、皆さんご存知の通り富士山ですね!

では次の問題。

Q.じゃあ日本一深い海は?

意外とご存じない方、多いのではないでしょうか。

気になった方、この記事の続きを読めば分かりますよ笑
(ぎんろーも知りませんでした。)

今まで幾つか静岡の名産品(またはお店)をご紹介してきましたが、
静岡は山の幸も海の幸も非常に恵まれていると思います。

もともとぎんろー家も代々、農業を営んできた訳ですし、その辺は身をもって実感しています。

ではそれは何故なんでしょう。
今回、「ふじのくに地球環境史ミュージアム」を訪れ、その秘密の一端が見えたように思いました。

静岡の地元民ぎんろーですが、実はこのミュージアムの存在を知りませんでした・・(スイマセン。。)
週末に子供連れでどっか博物館でも行きたいな~と思っていつものGoogle先生に聞いてみた所、駿河区大谷に、博物館があるとの事。

よくよく調べてみると、平成28年の春にオープンしたばかり。
元々、静岡南高校があった場所に、建物を改装して博物館としてオープンしたそう。

高校をリノベーションして博物館にした事例は珍しいそうで、公式サイトにもその様子が書かれています。

静岡南高校のリノベーション https://www.fujimu100.jp/museum/renovation/

自分の母校が廃校になってしまうのは残念な気もしますが、博物館になるのは悪い気はしないですね。
いつでも行けるようになりますし笑

とりあえず学芸員資格ホルダーのぎんろーとしては行くしかないでしょう!
そんな訳で早速行ってみました。

目次

「ふじのくに地球環境史ミュージアム」のアクセス

行き方のルートは幾つかあるようですが、静岡市街から行く場合は国道74号線を南に走り、
ミニストップ静岡大谷店の道を入って、静岡大学の宿舎の横の道を進めばこんな看板が見えてきます。

早速駐車場に車を止めます。
というかまず驚いたのが、「まんま学校」。
しかもかなり新しい!廃校のイメージを覆す新しさです。ぶっちゃけ、ぎんろーの通っていた高校より新しい!笑

さっそく中にお邪魔してみます。
中身もほとんどそのまま学校。こちらのエントランスは元々、職員用玄関だったそう。

入ってすぐ奥には、一対の机と椅子。「地球環境史からの問いかけ」というテーマで導入のイメージビデオが流れます。

個人的に印象に残ったのは、モアイ像で有名なイースター島の文明がなぜ滅んだか?という部分。

モアイ像の文明はなぜ滅んだ?

伝承されているモアイ像の製造、運搬、設置では大量の木材が使用されている。
モアイ製造のための森林伐採などによって環境破壊が起こった。
森林がなくなったことで養分を含んだ土壌は流れだし、食物を栽培することが難しくなり、
魚を釣るための竿や船を作ることもできず食料不足となった。

絶海の孤島であるイースター島に他所から資源は入ってこない。
残された資源をめぐってモアイ倒し戦争といわれる部族間抗争が勃発。
この抗争によってすべてのモアイ像は倒されしまった。(20世紀以降クレーンなどによって起こされている。)

食糧不足と部族間抗争によって、1872年には島民はわずか111人になり文明は完全に崩壊した。
https://tdtaizen.com/believe/4240 一部抜粋

うーん、特に農家としては考えさせられるテーマ。

この人の、このセリフが頭に浮かびました。

「土に根を下ろし 風と共に生きよう 種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう」 どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ。

「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の展示内容

周囲には、文明を支えた穀物だったり、

各植物の標本、

年輪の標本が置かれていました。

隣の部屋に進むとそこは静岡の地質学的な歴史と特徴の展示。
例えば富士山の噴火。そう富士山は活火山なんですね。

そしてこの部屋で冒頭のクイズの答えが出てきます!
実は静岡県の駿河湾には水深2500mに達する駿河湾海溝があり、日本一深い湾として知られています。

また、日本一深い海は「伊豆・小笠原・(マリアナ)海溝」の9780m!
実に富士山の約2.5倍の深さがあるという事です。

海に県境はないので何とも言えませんが、いずれにせよ静岡の高低差が
静岡の豊かな自然の恵みを育んでいると言っても過言ではないでしょう。
(高低差有りすぎて耳キーンなるわ!)

次の部屋はまず駿河湾の海の解説。

タカアシガニもいました。

お次は森や雑木林の説明。

里山が危機にあることや、

生態系の説明。

こちらは、文明の発展に伴って自然界とのバランスが崩れていっている様をシーソーで表現しています。(手前が古代、奥が現代)

「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の2階は?

2階へ上がってみましょう。
まんま学校の階段ですね。椅子などの備品をうまく展示に活かしています。

2階はこのように各部屋にテーマが設けられ、そのテーマに沿った展示。

例えばこの部屋は植物の種など、実際のものが展示されていました。

踊り場にはナウマンゾウとアンモナイト。

2階にも展示が充実しています。
3つのプレートが作り出す静岡の地形とそこで暮らす動植物。

骨格標本の部屋です。人間以外は全て本物の骨。

この時は企画展をやっていて、化石/魚の世界の展示を見る事が出来ました。

しかしこの博物館は本当に考えて上手にリノベーションをしている印象。
特に個人的に一番驚いたのが、職員室を改装したと聞いたこの図鑑カフェ。

まず景色がよく、南側はこの博物館の展示のテーマでもある駿河湾を一望でき、

北側を向けば静岡の街と天気が良ければ南アルプスも見ることができます。

食事やドリンクもあり、名前の通り図鑑や本も置いてありました。ついつい長居してしまいそうですね。

他にもキッズルームがあったり、

静岡南高校を紹介する部屋などもありました。

茶室などもあったので博物館で同窓会も出来るんではないかと。
中庭を見ても学校そのもの。

「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の地球家族会議とは?

さらに、この博物館の大きなウリの1つ、「地球家族会議」なるもの。
地球家族会議とはなんぞ?
解説がありました。

ふじのくに地球環境史ミュージアムでは地球家族会議と呼ぶ対話型の展示を行っています。
この地球家族会議の進行役がミュージアムインタープリターです。
ミュージアムインタープリターは、みなさまに地球環境リスクを開設した後、豊かな暮らし方のヒントをお話しします。これからの自然と共生したライフスタイルの実現のために、共に考えてみましょう。

なるほど、それぞれの専門家が交代で来場者と対話型の講義プレゼンをしてくれるイメージですね。
ぎんろーは正直そこまで興味は無かったんですが(本音)、他にお客さんがいなかったせいかスタッフの方に誘導されるがまま席に着席。

本日のインタープリターの先生、環境省から「地球温暖化防止コミュニケーター」に認定された凄い先生らしいです。
幾つかのテーマの中から選択して1つのテーマについて話して頂けるそう。
今回は農家らしく、「食」のテーマでお願いしてみました。

古代と現代の人の食事の比較から、

人が一生に食べる量の解説、

フードマイレージに

加工食品の廃棄量の現実など。

非常に分かりやすく、且つこちらの質問にも答えて頂き、正に対話型での講義をして頂きました。
私たち家族3人以外は誰もいなかったので、本当にリアル家族会議でした!
専門家が3人の為に解説してくれる博物館なんて他にないと思いますよ。
帰りに食料自給率や静岡県の日本一に関する資料も頂きました。(先日紹介した温室メロンも載っています。)

博物館からの問いかけ

出口には地域の食の恵みなどの解説。

これまた先日の記事で紹介した、地産地消の旬の食材を食すことについても触れています。
右上は芋切干しの干し棚ですね。

最後に博物館からの「問いかけ」を頂き、回答してきました。

後日、こちらのホワイトボードに掲示して頂けるようです。

まとめ

以上、ふじのくに地球環境史ミュージアムの訪問レポートでした。
特に春休みや夏休みとかに子供連れで行ってみたりすると、世界の、静岡の自然や食に関して考える良いきっかけになるのではないでしょうか。

またイベント等もよく開かれるようで、そちらも注目です!
直近で元サッカー日本代表監督の岡田武史氏や俳優の宍戸開氏の講座が開催予定です。

皆さんも是非一度行ってみては如何でしょう。

「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の基本情報(駐車場・営業時間など)

住所
静岡県静岡市駿河区大谷5762
電話 054-260-7111
営業時間 10:00~17:30
定休日 月曜日
アクセス https://www.fujimu100.jp/information/visitor/
駐車場 あり
MAP  

↓ いつも応援クリックありがとうございます!

にほんブログ村 企業ブログ 農業へ
にほんブログ村

▼商品のご購入はコチラ▼

▼おススメ特集▼

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本最古級の干し芋農家『銀篭園』。
干し芋の発祥地『静岡』で江戸時代から12代続く伝統農家です。
こだわりの干し芋を心を込めて皆様にお届けします。

コメント

コメントする

目次