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井関農機の耕うん機「マイペット」を購入(畑を耕す意味とは)
引き続き農作業の状況をレポートします。
先日の記事では、まず現在植えられているお茶の木を掘り、開墾するシーンをお伝えしました。
その次には何が必要か?
そう、作物を植えるには畑を耕す必要があります。
でも待ってください、なぜ畑を耕す必要があるんでしょうか?皆さんご存知ですか。
1.植物の根張りを良くするため
第一に土が固いと苗を植える事も難しいですし、土が柔らかくほぐされることで、苗の根がスムーズに伸びる事が出来ます。
これは物理的な問題ですので皆さんもイメージし易いと思います。
2.養分の放出作用
耕すことにより、土が混ぜられてたくさんの空気が入ることになります。そうすると土の中にいる微生物の活動が活発化され、土に含まれる有機物の分解が進みます。つまり作物の栄養となる成分が多く生成される事になるわけです。
特に自然のものを原料とした有機肥料は、徐々に栄養を浸透させて、自然な形で植物に栄養を共有する為、この「耕す」という工程が特に大事です。
有機肥料での栽培を中心に考えている銀篭園では特に重要な工程という訳です。
(肥料に関してはまた別途記事にしたいと思います。)
耕す意味は他にも幾つか作用があるようですが、細かい部分は農業本等をご参考にしてみて下さい。
耕運機購入!
そんな耕す工程ですが、人力ではとても大変。
という訳で耕運機を購入しました。(カーテンオープン!)
井関農機の「マイペット KCR603」という機種です。
定価では20万円以上する商品ですが、某フリマアプリで探して、なんと9万円でゲットしました!
写真を見て頂ければお分かりの通り、使用感は全くありません。
軽トラに耕運機、だいぶツールが揃ってきた感があります。
運転者目線。
デュエットロータリーのロゴ。
前進が3速に耕うんが2速、後進・中立ポジション。
手元にはエンジンスイッチと直進/旋回の切替えレバー。
エンジンオイルタンク。
エンジン部分には「Kawasaki」のロゴが見えます。
調べてみたら井関農機と川崎重工は合弁企業もあったり等、距離が近いみたいですね。
ホンダもそうですが、農機具(トラクターやコンバイン)も基本は発動機ですからね。
下はこうなってます。
取扱い説明書も付属していました。
何やら細かい・・・
とりあえず運転の部分だけ確認します笑
耕運機を始動せよ!
では早速畑で試してみましょう!レッツらゴー!
まずは耕運機のエンジンの掛け方レクチャー。
1.ガソリンを入れます。
2.シフトレバーを中立(ニュートラル)に
3.燃料コックを「運転」位置に
4.チョークレバーを「始動」位置に
5.エンジンスイッチを「運転」位置に
6.アクセルレバーを少々「高」に回します
7.スターターノブを勢いよく引っ張る!
お手本をお見せします!このように力強く引きましょう!笑
するとエンジンが掛かって始動します。あとは耕すのみ!
ガソリンの賞味期限!?
順調に、そして簡単にやっているようですが、実は一点困った点がありました。
それはガソリン!
ぎんろー家は数年前に携行缶でガソリンを購入し、それが少々残っていました。
皆さんはガソリンの賞味期限を知っていますか?
古いけど使えるのかと思いネットで調べてみたところ、ある程度は使えるのでは?という意見が多数。(色や臭いが明らかに変わっているものはNG)
とは言え素人目の判断で買ったばかりの機械に入れるのは危険だと判断し、近所のガソリンスタンドに持っていき、プロの専門家に聞いてみました。
プロの後押しもあり、意気揚々とガソリンを注入!
すると元気にエンジン始動し、順調そのもの。
・・・ところが数分で排気口から白い煙が出るではないか!
この現象は暫く経っても収まらず、さらに心なしかエンジンの元気がなくなってくる!
そして数分後、何もしていないのにエンジンストップ・・・・orz
これはどう考えてもガソリンが原因だろう!ってことで再度近所のガソリンスタンドへGO!
さっきと言う事ちゃいますやん、専門家!
新しい携行缶を購入し、新しいガソリンを注入したところ問題なく始動しましたとさ。
なかなか経験される方は少ないと思いますが、ガソリンの賞味期限、皆様もお気をつけ下さい。
耕します
動画で見て頂いた方が分かりやすく、面白いと思います。
こんな感じで畑を往復しながら耕します。
土の状況によって2度、3度と耕します。
最終的には、ほぼ畑一面を耕すことが出来ました。
人力だととてつもなく大変な作業、文明の利器って素晴らしいですね。
畑を耕した後は、こちらの有機肥料を撒きます。(近所の牧場から入手したものです。)
現在、熟成中ですので、もう暫くしたら撒く予定です。
こちらも随時記事にしますので是非ご注目下さい!
この日は甘夏な大きく実っていました。昔、農作業を手伝いながら休憩時間に皆で食べたことを思い出しました。
こういうのも農家の特権ですね。
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