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【銀篭園流 さつま芋の定植&害獣対策】さつま芋の苗を植えています!+害獣対策大作戦!

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芋農家が解説!さつま芋の定植と害獣対策!

農作業の進捗に関して久々の更新になってしまいましたが、もちろんしっかり順調に進めています。
さつま芋農家にとって今のこの時期は非常に大切な時期

というのも春~初夏の時期はさつま芋の苗を植える時期です。
一般的にさつま芋は定植から+4カ月程度で収穫時期になると言われています。

つまり5月に植えれば9月に収穫、6月なら10月に収穫という訳です。
(各地域で条件等が異なるのであくまで目安です)

先日、こちらの記事でご紹介した通り、さつま芋の蔓(つる)を育成していました。

最初は萎れていたこの小さな苗が順調であればおよそ1ヵ月ほどでこのように変貌します!

土の栄養を吸収し、太陽光をいっぱいに浴びてぐんぐんと成長しています。

祖母へのインタビュー記事でもありましたが、この季節は生命の息吹を感じる季節であり、
農業に携わる人にとって非常に楽しみな時期ですね。

葉っぱに注目頂ければお分かりかと思いますが、所々虫食いの跡があります。

これはナメクジに食べられた跡なんですが、これは農薬を使用していない証拠にもなります。
ほぼ毎日、畑に足を運び手作業で害虫を取ったり、水かけをしたりしています。

先日、フォロワーのぷうちさんからご質問も頂いたんですが、銀篭園では無農薬で栽培を行っています。
(またこの辺の銀篭園のこだわりに関しては別途記事にさせて頂きたいと思いますので、今しばらくお待ちください。)

目次

苗を畝(うね)に植え付けます

蔓がある程度の大きさになったらある程度の長さでカットし、2,3日置いて萎れててから水を吸わせて植え付けをします。
カットした蔓はこんな感じです。

この蔓を、あらかじめ耕運機で畝(うね)立てしておいた部分に植え付けていきます。
植え付け後の様子はこんな感じです。

黒い部分はいわゆる「マルチシート」と呼ばれるビニールシートです。

マルチを使用することで雑草の予防だったり、雨によって堆肥や土壌が削られてしまうことを防ぎます。
また、水分が蒸発することを防ぐ保湿効果だったり、地温の上昇による生育への好影響を考えて使用します。

ちなみにマルチの隣の列では天然の藁(わら)を畝に敷いてみました。
苗がある程度の大きさに成長するまでは、それぞれ微妙に条件を変えて試してみたいと思います。

品種の方は「紅はるか」をメインに貴重な紫芋の「パープルスイートロード」も植え付けました。

品種に関する解説はこちらの記事をご覧ください。

害獣対策大作戦!

先日訪れた伊豆の下田では鹿による食害があると聞きました。

銀篭園では流石に野生の鹿は出ませんが、タヌキハクビシンといった害獣は時々姿を現します。

タヌキ。この写真は可愛いけど本物の野生はもっとワイルドな風貌。

ハクビシン。繰り返しますが、この写真は可愛いけど本物の野生はもっとワイルドな風貌。笑

こちら、銀篭園の第二の畑ではタヌキの目撃情報が相次ぎ、どうやら畑の隣の藪を住処にしているようです。
この写真をご覧ください。

お分かりでしょうか?いわゆる「獣道」というやつですね。ここまで分かりやすく堂々とした獣道はなかなかお目にかかれません。
アップしてみるとこう。

教科書に載せたいくらい分かりやすい獣道笑
さらに畑に足跡も発見しました。かなりの大きさのタヌキのように見えます。

対策として、畑の外周に策を設置する事にしました。
用意したのは木の杭とネット。

木の杭を等間隔に並べていき、

杭を打ち込んだうえでネットを張りました。

暫くはこれで様子を見る予定です。

今後の作業予定としては、引き続き苗を育てながら各畑に定植を行っていきます。
6月の梅雨時に入るまでに全て植え付けが終わることを目安に頑張りたいと思います。

引き続き、農作業の進捗に関してご報告していきたいと思いますのでご注目下さい!

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この記事を書いた人

日本最古級の干し芋農家『銀篭園』。
干し芋の発祥地『静岡』で江戸時代から12代続く伝統農家です。
こだわりの干し芋を心を込めて皆様にお届けします。

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