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【農家がおススメする!】親子で読んで欲しい食育に絶対お薦めしたい絵本ベスト3

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農家がおススメ!親子で読みたい食育にお薦めな絵本ベスト3を解説

今回は記念すべきブログ50記事目、節目の記事という事で普段と趣向を変えて今回の表題のテーマです。

ぎんろーがこのブログを書いている目的は、銀篭園を知って頂きたい、また地元である静岡・御前崎の魅力を知って頂きたい、などいろいろとありますが、その目的の1つとして、皆さんと共に食や農に関して考える機会になればと思う部分があります。

少しでも多くの方が自分のこれからの「食」さらにはその食を生み出す「農」について考えるきっかけとして頂けたらと思い、ブログに「みらい」という文字を入れました。(もちろん芋と掛けている部分も意識しましたよ!笑)

今の日本は世界的に見ても特に「食」に関する課題が多いように感じますし、それがフォーカスされる機会も増えていると感じます。

先日の「地球環境史ミュージアム」の記事でもご紹介しましたが、食の安全性だったり、食料自給率の問題、食や農を取り巻く環境には様々な解決すべき様々な問題や課題があるように思います。

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また、近年の健康志向の高まり、また国や自治体で健康増進を進める政策もあり、食や健康に関する意識の高まりというものを実感します。
これは大都市でも静岡のような地方でも共通して感じます。
静岡でもフィットネス施設や街中をランニングしている人が明らかに増えましたし、「So Juice」さんのような施設も新たにオープンしています。

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そんな今だからこそ、それぞれが自身の「食」について今一度考えてみる事が必要ではないかと思います。

人は皆、必ず何かを食べ(つまり何かの命を頂いて)生きています。
という事はつまり、「食」を考えるという事は「生きる」事を考えることに繋がる、とても大切な事です。

ぎんろーはこの問題に対して特に考えて貰いたい人がいます。
それは3歳になる自分の子供です。

1人だけの力では微力ですが、少しでも多くの方、特にこれからの将来を担う子供に「食」について考えてもらう事で少しづつ世界は変わるのだと本気で思いますし、それを教える「教育」は非常に重要だと感じます。

目次

絵本の可能性

ではその大切な事をどうやって伝えたら良いのか。

ぎんろーは一時期、システムエンジニアやプログラマのような仕事をしていた経験があります。
複雑な処理を整理し、如何に簡潔にコードに表現するかを日々考えていました。

同じことを伝えるのであれば、少しでも簡潔に分かりやすい方が良い訳です。
同じ処理を実現するのであれば、1000行のソースコードより100行のコードで実現した方が優秀なプログラマであると言えます。(もちろん一概には言えないケースもありますが一般的に)
優秀な方が作ったプログラムは他の人から見ても分かりやすいです。
難しい事柄をいかに簡単に説明するか、が大事なわけです。

そういった意味で「絵本」というものは非常に優秀な媒体かもしれません。対象年齢が1歳下がれば、それだけ多くの人に伝えられる訳ですから。
難しい言葉で書かれた本は大人や専門家しか分かりませんが、絵本であれば親子で一緒に読み、親子で一緒に考える事が出来ます。(もちろん親子にとどまらず家族3世代でも!)

銀篭園のプロローグでもお伝えした通り、ぎんろーは静岡の田舎の農家で育ちました。
お手伝いという形ではありますが子供の時から農業に携わっていたぎんろーが実際に読んでみて「これは!」と思った絵本をご紹介します。

ちなみに、「食育」の定義、捉え方は様々あるかと思いますが、今回は「単に野菜好きにさせる系の絵本」はご紹介しません。
広義な意味で「食」を「生」と捉え、子供と一緒に親子で読んで頂きたい本をご紹介します。

おススメ絵本 ベスト3

3.世界がもし100人の村だったら(たべもの編)

数年前にブームになった本なのでご存知の方も多いと思われる本ですが、こちらは特に「食」にフォーカスしたバージョン(たべもの編)です。

先の「地球環境史ミュージアム」での記事でも登場した、「日本は世界でいちばん残飯を捨てている国で、その量は世界の食料援助量の2倍にも相当する」など、世界とその中で日本が置かれている客観的事実・状況を教えてくれます。

「日本は食に恵まれている」と言われますが、食には恵まれつつも「食に関する意識」といった意味では乏しい、非常に残念な国なのかもしれないと非常に考えさせられる内容です。

また日本も常の飽食の時代だった訳ではありません。
先日の祖母へのインタビューの記事の通り、ほんの少し前までは飢餓に苦しむ人が大勢いた訳です。
そういった事実も併せて伝えてあげたいと思う絵本です。

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細かい部分で言えば確かに「絵本」というよりは統計情報に基づく「挿絵」に近いイメージかもしれませんので、おススメできるのはある程度の歳になってから、になるかもしれませんが客観的事実に基づいて描かれた非常に考えさせられる内容です。

この絵本を読み興味が沸いたら、実際に地球環境史ミュージアムのような博物館を訪れてみるとより身近で具体的になり、さらに理解が深まると思います。

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2.世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

ぎんろーはこの絵本をきっかけに「前ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ」という人物を知り、その生き方・考え方に共感を覚えました。
2016年に来日した時は東京から京都、広島などを回り、講演やサイン会などを行い、大きなニュースになったのでご存知の方も多いかもしれません。

大統領の公邸には住まずに町から離れた農場で暮らし、古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。
彼は大統領の職に在りながら農業もしているという、ある意味壮大な兼業農家ですね!型破りです笑

国際会議で海外に行く際も、近隣の国の大統領の飛行機に相乗りさせてもらって行くこともあったそうです。
給料の大半を貧しい人のために寄付し、ウルグアイ国民からも絶大な支持を得ていました。

とまぁ人物に関する情報はググって頂ければ情報がたくさん出てくると思いますので省略しますが、そんな彼の名をを一躍世界に広めたきっかけが2012年、ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際会議でのスピーチ。
この絵本はその際の実際のスピーチに基づいて作られた絵本です。

 

「日本が世界でいちばん残飯を捨てている」ことは前述の通りですが、なにもこれは食に限った事ではなく、経済発展の為の大量生産・大量消費に基づく思想が根底にあると思います。そんな日本に「本当の幸せとはなにか」を投げかける一冊です。

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

一部引用:https://mamari.jp/18545

1.いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日

食肉センターで牛を”とく”仕事をしている坂本さんと女の子と一頭の牛のお話。

いつも我々が食べている食材、その全て「命」を頂いているんだ、という事を再認識させられます。

今回は動物の「牛」がテーマになっているんですが、「命をいただく」といった意味では実は我々農家が作る作物も全く同じなんですよね。
(動物、特に大型動物だったり人間に近い動物だとより感情が入りやすく伝わりやすい、という差はありますが。)

農業でも畜産でも何でも良いので、とにかく「食」を生み出す現場を経験することで、その大変さだったり、自分の生に気付く機会が得られるのかなと思います。
そういった意味では食育体験だったり、首都圏でも増えている市民農園やシェア畑といった機会やサービスは貴重な学びの場だと思います。

この絵本を読むことで、普段何気なく食べている食事に対する意識が変わるような気がしますし、
その意識があれば、食べ物を粗末にすることは無くなるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した絵本は特にお子さんがいるご家庭は一家に一冊あって間違いのない絵本です。
ただ、どれも有名な絵本ですので、近所の図書館などにも置かれているかもしれません。機会があれば探してみるのも良いかと思います。

今回一応、番号は振りましたが正直どれが1番でどれが3番ということもありません。ただ、厳選!っといった意味でベスト3とさせて頂きました。
記事を書くにあたり、他の方のレビューも参考にさせて頂いたんですが、今回ご紹介した3冊に関しては「大人も読むべき」という意見が多かったです。(逆に少し対象年齢高めになってしまったかもしれません・・)

今後もいろいろな素晴らしい本に出会う事もあるかと思います。
その際はまた当ブログでご紹介したいと思います。

絵本を読んで今すぐ何ができる!という訳ではないかもしれませんが、少しづつでも、少しでも多くの人の意識が変われば世界が変わっていくと思います。
今回ご紹介したこれらの絵本が、皆さんにとって「食」さらには「生きる事」について考えるきっかけとなれば幸いです。

(最後に)ブログ50記事達成!圧倒的感謝!

気が付けば当ブログは記念すべき50記事に到達致しました!
およそ3ヵ月での50記事達成という事になります。

いつも当ブログを読んでくださる皆様、ありがとうございます。

ブログを書くに当たって、ブログ初心者に向けの情報収集をするなかで、「最低でも〇ヵ月続けた方がいい」とか「〇記事書いた方がいい」とかいろいろなアドバイスを拝見しました。
そのなかでも3ヵ月・50記事というものは間違いなく1つの区切りとなるでしょう。

他のブロガーさんがされているようにあまり細かい運営報告をするつもりはありませんが、
ブログの開始当初より当ブログを訪れて頂ける方は増えており、確実に成長している事を実感しています。

それはぎんろーにとって大きな励みになっています。繰り返しになりますが、本当に有難うございます。そして拙いブログですが引き続き今後も宜しくお願いします。

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この記事を書いた人

日本最古級の干し芋農家『銀篭園』。
干し芋の発祥地『静岡』で江戸時代から12代続く伝統農家です。
こだわりの干し芋を心を込めて皆様にお届けします。

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