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伊豆 湯ヶ島 ジオパークの中心的位置付け「浄蓮の滝」とは
伊豆が世界ジオパークに登録されたことを受けて伊豆ジオパークミュージアム「ジオリア」に突撃取材をした事は既報の通りです。


そのなかでも中心的な位置付けになっているジオスポットが今回ご紹介する「浄蓮の滝」。
伊豆でもド定番の観光地(ある意味常連の滝)ですのでバスツアー他さまざまな機会に訪れた方、名前を耳にした方も多いのではないでしょうか。
ジオパーク認定後に改めて訪問してみましたので、静岡そして伊豆特産の「山葵(わさび)」と絡めてご紹介したいと思います。
マイナスイオンたっぷりの冷涼感たっぷりのスポットですのでこれからの夏休みシーズンにぴったりの場所です。
アクセス
伊豆の中央を南北に貫く国道414合線(下田街道)沿いにあります。
本当に伊豆のほぼ中央に位置しますので、伊豆の他エリアからもアクセスし易い利点があります。
目印は大きなこちらの看板。
有名観光地ということもあり駐車場の広さは申し分ありません。
この日も観光バスが複数台停まっていて大盛況でした。
団体さんは特に外国人観光客の方が多かったです。
先ずは滝を見に行こう!
ショップのご紹介は後にして、まずは滝を見に行きましょう。
こちらが全体マップになります。
駐車場に車を止めたら中央の売店ショップの脇道から滝へアクセスすることになります。
伊豆の踊子像の声援を受けて下っていきましょう!
だいたいこういった傾斜の坂道や階段を下って行くことになります。観光地なだけあって道幅は十分な広さがあります。
途中には滝を上から見下ろす「みおろし場所」や、
「女郎蜘蛛伝説」の昔話が書かれた看板もあります。
徒歩3分ほどでしょうか、8割ほど下ってくると滝が見えてきます。この辺からの角度もいいですね。
下まで下ると滝は目の前に迫ります。
パノラマビューはこちら。迫力があります。
隣には天城越えの譜面と、
ジオパーク視点からの解説があります。
管理釣り場とわさび田
こちら単に滝があるだけではありません。
滝つぼにから少し下流に行ったところにあるのが管理釣り場とわさび田。
このように通路を境に左で魚を育て、右でわさびを育てています。
まず魚のほう、「天城国際常設鱒釣場」という管理釣り場があり、鱒釣りができます。
料金はこちら。
軒先で鮎の塩焼きも販売していました。
こちらの釣り場ですがかなりの人気のようで、多くの人が釣りを楽しんでいました。
ぎんろーも何度か管理釣り場で釣りをしたことがありますが、ここはかなり自然のまま、自然を活かした釣り場ですね。
店員さんもワイルドに魚の放流をしていました。
お次は伊豆と言えば有名なのがわさび。静岡を、日本を代表する日本特産の香辛料です。
水がきれいな静岡はわさびの産出額が全国1位になっており、伊豆にとどまらず県西部から東部まで栽培が盛んです。
一部引用:http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-360/wasabi/wa01/wa01-01.html
そのなかで特に注目は静岡市から北の安倍川の上流地域。
最近「オクシズ」で再注目されている静岡の山側のエリアに「有東木(うとうぎ)」と呼ばれる地域があります。
江戸時代初期にこのワサビ山付近に自生していたワサビを移植し栽培を始めたのが、日本のワサビ栽培の発祥とされ、「わさび栽培発祥の地」の碑があります。
一部引用:https://www.visit-shizuoka.com/spots/detail.php?kanko=317
先日ご紹介した「静岡茶発祥の地」もオクシズの地域でしたが、静岡のオクシズエリアは静岡農業の礎を築いたと言えるでしょう。


栽培方法としてはこのように、階段状に作られたわさび田の上流から下流に養分を豊富に含んだ湧水を流して栽培します。
この伝統的な栽培方法は、根茎肥大に適しており、病害の発生が少ない完成度の高い栽培システムとして評価され、平成30年3月に世界農業遺産として認定されています。
わさびアイス実食(わさびの追加もできる!)
滝まで散歩した帰りにはぜひ、わさびアイスを食べて帰りましょう!
ショップの入り口はこちらのわさびキャラ。
お隣では採れたてのわさびを加工しているのが見えます。新鮮わさびを頂きましょう。
アイスの種類はこちらの7種類。
今回はもちろん「わさび」とこちらも伊豆の名産「ニューサマーオレンジ」の2種類をオーダー。
こちらがオレンジ。「アイス」とありますが実際はかなりジェラートに近く、オレンジピューレのようなものも入っています。
そしてこちらが「わさび」。(※通常はこんなにわさびは載っていません!追加し過ぎました笑)
こちらではわさびが足りない場合、なんと自分ですり下ろして自由に追加できるんです!



しかし、わさびの独特の香りで食べるアイスは非常に新鮮で他ではなかなか食べられないでしょう。
そして自分ですり下したわさびを追加できる、これはテンション上がります!
ショップには他にも様々なわさび商品を販売していました。
まとめ
今話題のジオパークを巡るジオツアーと、静岡伝統のわさび栽培を見られるグリーンツーリズム(アグリツーリズム)の2つを同時に実現できる観光地は稀で非常に貴重なスポットだと思います。
管理釣り場にしてもそうですが、静岡・伊豆の自然の恵み、大地の恵みを上手に活用したスポットであると感じました。
滝のマイナスイオンを感じながら、緑の中を散歩するだけでもリフレッシュできます。
これからの暑い季節、わさびアイスを食べながら散策してみると良いかもしれません。



基本情報
住所 | 静岡県伊豆市湯ヶ島892-14 |
電話 | ー |
営業時間 | 08:30~16:30(売店) |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 東名高速 沼津ICから 約1時間半 |
駐車場 | 有り |
MAP |
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