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袋井「法多山 ごりやくカフェ」とは
静岡県の中西部にお住まいの方は「法多山」を皆さんご存知でしょう。
「法多山 尊永寺」と言えば初詣のメッカとして静岡県西部地区では参拝者数トップを誇り、お正月7日間で約45万人の初詣客で賑わいます。
また、秋葉山可睡斎・医王山油山寺と並ぶ遠州三山の1つで、名物の「厄除けだんご」も有名ですね。
その法多山の中で、普段非公開の「一乗庵」にて土・日・月の週に3日、ランチタイムにだけオープンする「ごりやくカフェ」の存在をご存知でしょうか?
静かで緑豊かな和風庭園を眺めながら地元食材を使った創作和食を楽しめる、言わば「お寺カフェ」とも言うべき食事処です。
基本となるメニューは、地元産の旬で新鮮な食材をたくさん使った1日20食限定の「ごりやくカフェランチ」です。
栄養士の資格を持つ料理人の北川シェフは、地元の安心な食材を使用し、添加物も出来る限り使用しない体にも優しく独創的な料理に定評があります。
『「ごりやく」とは「幸せの連鎖」と捉え、美味しいものを食べて元気になればそれがご利益。』そんな想いで料理を提供されているそう。
普段は初詣などで伺う事が多い法多山ですが、今回はカフェ目的で伺ってみました。
「法多山 ごりやくカフェ」のアクセス
法多山への最寄駅はJR愛野駅、高速からは袋井I.Cもしくは掛川I.Cが最寄になります。
駐車場は周辺に複数ありますが、平日は¥200ほどが相場になっていました。
こちらが法多山の境内図になります。
23番の「一乗庵」が今回目指すカフェのある場所です。
まず車を停めた27番の仁王門の方向から目指します。
1点、注意としては参道にも「ごりやくカフェ」があります。伺った所、どちらも法多山直営のカフェで経営も同じですが、こちらは食事というよりはコーヒー・マドレーヌ・甘酒を主体とした軽食やドリンクが中心になるようです。
こちらが仁王門です。くぐり抜けて奥を目指します。
すぐ左手に見えてくるのが「黒門」です。
「黒門」の前には本日のメニューが書かれています。
幾つかルートがあるようですが、こちらの「黒門」を抜けて「一乗庵」を目指すルートが分かり易そうです。
こちらの小路を進むとカフェがある「一乗庵」がありますが、こちらにも案内が。
本日のメニューと「完売」の文字が。週3の営業日で、且つ土日はかなり混雑していますので事前の予約が確実です。
お店へお邪魔します
こちらが「一乗庵」です。先ず玄関で靴を脱いで上がります。(スタッフの方が案内して頂けます。)
中はこのように落ち着いた和の空間が広がっています。
向かい合わせの広いテーブル席と、外の庭園を眺めながら食事ができる並びのテーブル席があります。
外の庭園の景色はこのような感じです。四季折々の表情を見せてくれる庭園です。
店内では独自ブランドのコーヒー「 JUNO-BLEND」などの販売もされていました。
「法多山 ごりやくカフェ」のメニューは?
こちらがメニューです。基本は「一乗庵ランチ」ですが、時期によって、また日によってラインナップが異なる為、「本日のおしながき」が添えられています。
「旬の食材と地元の食材を使い、農薬や添加物を使わない事を心がけています」と記載があります。
また、先ほど登場した独自ブランドのコーヒー「 JUNO-BLEND」も頂く事ができます。
ご飯もしくはパンが選べ、ご飯の量が選択できるのも嬉しいですね。ご飯は「袋井産コシヒカリ」を使用しています。
席に着くと先ず、ほうじ茶を頂けます。このお茶が非常に美味しく、暑い季節に最適です。
本日のオーダーは?
一乗庵ランチ ¥1500
先ずはメインの「肉団子と根菜の黒酢あん」です。ゴボウと山芋が入っています。またピーマンと瓜などの野菜がたっぷりで栄養バランスも優れていると感じます。
山芋のネバネバと黒酢で味が引き締まっている印象です。ご飯が進みます。
続いて「ズッキーニとマッシュルームのオムレツ」です。
キッシュ風で中にはコーンも入っていて、食感が心地よいです。
小皿には4種類、「もやしと小松菜の醤油麹ナムル」「人参と白滝のたらこ煮」「切り干し大根の味噌マヨサラダ」「大根のピクルス」です。
人参と白滝にたらこを和えのは新しいアクセントで、子供に大好評でした。大根のピクルスは優しい酸味のピクルスで色味も綺麗です。
そして「黒米入り袋井産コシヒカリのご飯」です。小瓶のシソふりかけも用意されていましたので、お好みに合わせて頂けます。
シソの食欲をそそる香りが良いですね。最後に優しい味の味噌汁で締めました。
最後にデザートも付いてきました、「バニラアイスのバルサミコいちごソース カルピスバターのビスコティ添え」です。
バニラアイスの上にストロベリーソースがかかっていて、最後のデザートまで抜かりない美味しさでした。
地元食材を中心に多品種・多品目のバランスの良いヘルシーランチに仕上がっており、さすが栄養士さんが作った料理だと実感します。
また、実際に頂いてみると、素材の良さ・新鮮さが非常によく伝わってきます。
そして一見、質素に見えますが、実は地元の上質な旬の食材を使用しており、また普段は非公開の宮殿で見事な日本庭園の景色を眺めながら頂く、非常に贅沢なランチだと感じました。
まとめ
今回は袋井市法多山の「ごりやくカフェ」さんをご紹介しました。
農家に育ったぎんろーは祖父母から「旬のものを頂くと寿命が延びる」とよく言い聞かされて育ちました。
ランチの帰り道、ふとそんな言葉を思い出しました。
お寺のお境内という事もあるせいか、どこか懐かしく、どこか落ち着く、そんな心安らぐ特別な空間でした。
「法多山 ごりやくカフェ」の基本情報(駐車場・営業時間など)
住所 |
袋井市豊沢2777
|
電話 | 090-6362-3008 |
営業時間 | 11:30~14:00(土・日・月のみ営業) |
定休日 | 火~金曜日 ※不定期のため、営業日はfacebookをご覧ください |
アクセス | JR袋井駅より遠鉄バスで約20分、「法多山」バス停下車 |
駐車場 | あり(近隣に有料駐車場) |
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