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南伊豆 中木「ヒリゾ浜」へ混雑・渋滞を避けてお得に・快適に行く裏技教えます!(感想レビュー有り)
本州No.1のシュノーケリングスポットとの呼び声高い静岡県賀茂郡南伊豆町中木にある「ヒリゾ浜」。
南国沖縄等にも引けを取らない透明度と熱帯魚をはじめとする海洋生物の豊富さは本州屈指で、地形上船でしか渡ることができない自然に守られた「奇跡の海」とも言われています。
海の美しさに関してはここで多くを語りません。今や口コミで夏の大人気スポットとなってしまい、入場規制も掛かってしまうほどなのでネットや各SNSで画像検索をしてみて下さい。目を奪われるほどの美しい写真が次々と出てきます。
また、渡し船が出るか否かや海の最新情報、ヒリゾ浜の詳細解説に関しては中木ヒリゾ浜渡し船『殿羽根丸』の船長で漁師の「かっちゃん」さんが運営されている「仲木へ行こうよ。」というサイトを参照して頂ければ大よその疑問は解消できるかと思います。
当記事では実際に何度か「ヒリゾ浜」へ足を運んでいる静岡人がヒリゾ浜デビューをしたい方々へ混雑を回避し・お得に・そして快適にヒリゾ浜を楽しむ方法を実際の感想と共にレビューしたいと思います。
「ヒリゾ浜」の基本情報(アクセス・駐車場・営業時間ほか)
住所 |
静岡県賀茂郡南伊豆町中木
|
電話 | 0558-65-1050 |
営業時間 | 8:00~16:30(渡し船の運航時間) |
定休日 | 2019年6/29(土)~9/29(日)の期間のみ営業 |
アクセス | 東名高速道路沼津I.Cより車約120分 |
駐車場 | あり(1日/¥1,000) |
MAP |
「ヒリゾ浜」の渋滞・混雑を避ける方法(駐車場・伊豆縦貫道路)
先ず多くの方が気になるであろう混雑・渋滞情報。
第一に参考にして頂きたいのが、「仲木へ行こうよ。」の渋滞予測表です。大まかな混雑具合の予測を「A(空いている)~H(大混雑)」の8段階に分けて明示しています。
ただ一般的な予想通り平日が空いていて週末が大混雑という大方予想通りの展開。夏休み期間中とはいえ、なかなか平日に南伊豆まで行くのは大変ですから週末に人が集中するのは至極当然です。
入場規制が掛かってしまい、数キロに渡る渋滞の後半では渡し船のラスト時間16:30までに駐車場に辿り着けるか微妙なところでしょう。(例えギリギリに入れたとしても十分に遊ぶことはできませんね。)
SNSを通じ、秘境から全国的な大人気スポットへ変貌してしまったヒリゾ浜、最盛期のヒリゾ浜はこういった現象が普通に起こり得ます。
もちろん平日に行くことができればベストですが、都合で週末にしか行くことができない方へ、渋滞を回避し且つお得にヒリゾ浜を楽しめるおススメプランをご提案します。
「ヒリゾ浜」へ早朝に着く(具体的には8:00着を目途に)
この写真が2019年7月下旬の週末土曜日、朝8時頃の写真です。渡し船の発着所から近いメインとなる駐車場ですが8割~9割方埋まっている状況です。少し距離が離れる第二・第三駐車場は空いている状況ですが、利便性が高くて近い第一駐車場に止めたいとなればこの時間が目安となるでしょう。
8時と言う時間は渡し船の運航が開始される時間の為、この時間を狙ってくる人は多いです。
また後ほど詳しくご紹介しますが、朝8時に中木へ着くという事は逆算すると結果的に伊豆縦貫道の渋滞も避けられ、しかもお得に通行できる事に繋がりますので朝8時という時間を目安にして下さい。
「ヒリゾ浜専用駐車場」を事前にネット予約する(タイムズのB)
それでも夏休み期間中の8月は駐車場が確保できるか不安の方もいらっしゃるでしょう。
その場合は事前に「タイムズのB」という駐車場ネット予約のシステムで予約をする方法をご検討下さい。
駐車場のある場所は国道16号線から中木港エリアに入る交差点付近にあります。
中木港へは徒歩10分ほどと多少の距離は残りますが、週末も比較的空いている様子なので、検討する価値はありそうです。
「ヒリゾ浜」を昼過ぎに出る(伊豆縦貫道の渋滞回避)
後述しますが、伊豆縦貫道はETCの無い料金所が複数ある事や、函南~三島に掛けて伊豆への旅行客の車が集中する事もあり、週末の15時前後は帰りの車のピークとなり非常に混雑します。
理想としては遅くとも昼過ぎくらいにはヒリゾ浜を出るようにすると比較的、伊豆縦貫道の渋滞を回避できそうです。
「ヒリゾ浜」へお得に行く方法
伊豆縦貫道(料金所)を朝6:00までに通過する
続いて皆さんが気になるこちらの情報。関東方面・関西方面いずれの方向からいらっしゃる方でも多くの方が「伊豆縦貫道」を利用するかと思います。
伊豆縦貫道と一口に言っても「江間料金所」のある伊豆中央道・「大仁料金所」のある修善寺道路などに分かれていて、日中はそれぞれ「¥200」の通行料が掛かります。(詳細はこちらのHPにまとめられています。)しかもさらにこちらの料金所、未だにETCが設置されていないため週末を中心に料金所渋滞も発生するという難所となっています。
そこで是非狙いたいのが、夜間(22:00~6:00)の間に料金所を全て通過しておくこと。
伊豆の有料道路は多くが夜間(22:00~6:00)には料金所収受員がいない状態(要するに無料状態)になり、無料かつノー渋滞で難所をクリアする事ができます。たかが¥200と言っても2ヶ所の料金所で計¥400、そして何回も訪れる事となればバカにならない金額です。
朝6時までに大仁料金所を通過できれば中木には必然的に8時前には到着できる計算になり、結果的に運行開始直後の渡し船に乗れる計算になりますので非常におススメなタイムスケジュールとなっています。
年間パスを購入する(リピーター向け)
昨年2018年からの値上がりもあり大人一人¥2000の料金となりました。
一方、年間パスポートは昨年の据え置き価格で「大人¥10,000 / 子供¥5,000」の料金となっています。(ただし限定100名)
リピーター向けとなりますが、価格的には非常にお得感が強い設定です。
「ヒリゾ浜」を快適に利用するポイント(利用者目線)
「ヒリゾ浜」の駐車場はどこに・どれだけある?料金は?
渡し船の発着場に近い中木港の目の前にメインの駐車場があります。料金は1日¥1,000です。
メインの駐車場の他にも中木区営の駐車場が徒歩10分圏内に大小2~3箇所あり、料金はいずれも¥1,000です。
「ヒリゾ浜」に更衣室・空気入れはある?
ヒリゾ浜へ渡る前の準備として気になる2点ですが、両方とも用意されています。いずれも渡し船のチケット売り場の反対側にあります。
こちらが更衣室。
こちらが空気入れです。価格は¥10~¥100円の無人販売形式です。
「ヒリゾ浜」の渡し船の混雑具合は?小さな子供でも大丈夫?
朝8時過ぎ頃の2~3番目の渡し船の状況写真です。流石に運行開始の8時直後は一定の混雑がありますが、この辺は時期によっても変化がありそうです。
ただし次々と船が来るので回転率はよく、待たされる印象は受けません。
乗船時にチケットの確認があります。
ちなみにヒリゾ浜から中木へ戻る際はチケットの確認が無いケースが多いようですが、再度中木からヒリゾ浜へ行く際にはチケットの確認があります。(1日乗船券なので何往復しても定額)
救命胴衣が用意されていますので、安全の為着用しましょう。
船のスピードですが、予想以上に速いです。客船の速さをイメージしているとギャップに驚きます。お子さんの手は親御さんがしっかりと握った方が良いです。
以下、中木港出航~ヒリゾ浜に到着するまでの動画です。ご確認頂くとイメージが湧きやすいかと思います。片道ほぼぴったり3分ほどで到着します。
ヒリゾ浜へ船が着いた状況です。船首にいる人から浜へ渡る桟橋へ降りていきます。
ヒリゾ浜に渡るには大人がしっかりとフォローしてあげれば、概ね3歳くらいの子供でも問題なさそうな印象です。
「ヒリゾ浜」の快適な過ごし方(日よけ他)・混雑具合
ヒリゾ浜に日陰は無いと思って下さい。(浜の後ろ側が崖なので太陽の位置次第で少しだけ日陰になっている部分ができたりはしますが。)
ですので簡易テントやサンシェードがほぼ必須です。
また基本的に地面はゴロタ石が転がっていますが、ごく一部写真のように砂地の場所もあります。ただし当然の事ながら競争率が高い為、朝イチの船に乗れる方以外は期待しない方が良いでしょう。
それでも諦める必要はありません。比較的大きな石が少ない場所を見つけて100均でも販売しているロールマットを敷きましょう。
簡単なサンシェード&ロールマットで快適な日よけ休憩スペースが確保できます。
また混雑具合ですが、狭いヒリゾ浜は7月のシーズンインから週末はかなり混雑します。
以下動画は7月下旬、渡し船が運行を開始して間もない朝8:30頃のヒリゾ浜の様子をグルっと一周撮影したものです。
この時間であればある程度の空きはありますが、9時過ぎから続々と人が増え、10時頃にはかなり多くのテントやサンシェードで埋め尽くされます。
「ヒリゾ浜」の安全対策(監視員)は?
夏の海難事故が連日報道される中、特に小さなお子さんがいらっしゃる方は気になる点だと思います。
特にヒリゾ浜は透明度の高さの理由の1つに潮の流れが速いという理由もあり、正直大人でも潮の流れに逆らって泳ぐことが困難な事もあります。
安全対策としてまず陸側の高台に監視員の方が常に見張りをしてくれています。
また海からも監視艇が出ていて(写真中央左の白い船)、沖からも見張ってくれています。
特に潮の流れが速い沖にも監視艇がいる点はありがたいと思いますが、もちろん先ずは無理をしないことが第一です。
またチケット売り場の前のホワイトボードにその日の海況・コンディションが書かれていますので是非チェックしておいて下さい。
「ヒリゾ浜」のトイレは?
ヒリゾ浜にトイレはありませんが、中木港に新しいトイレがあります。
一日乗船券を使えば何度も往復が可能ですので、中木港のトイレを使いましょう。かなり立派で新しいトイレで清潔感も保たれています。
「ヒリゾ浜」で出たゴミは?
個人的に最も驚いたのがこのゴミ問題。
ゴミを家に持ち帰ることなく、こちらで捨てる事ができます。中木の皆さんのきれいな海を守ろうとする強い意志が感じられます。
実際、ヒリゾ浜にはゴミがほとんど落ちていませんでした。中木地域の方々の努力に感謝です。
「ヒリゾ浜」にシャワー(洗い場)・ロッカーはある?
どちらもあります。
渡し船の発着所近くの「中木マリンセンター」の隣にそれぞれ用意されています。
ロッカーは¥100~、シャワーは3分¥300です。
さらに有難い事に、チケット売り場前に無料の足洗い場が用意されています。砂を軽く洗い流す程度でしたら十分な役割を果たしてくれます。
また中木第二駐車場の前には「伊豆漁業協同組合鮮魚直売所」があり、温水シャワー・コインロッカー・無料更衣室があります。
「ヒリゾ浜」での食事・ショップ・レンタル店情報
ヒリゾ浜周辺の代表的なレンタルショップ・食事処の情報を幾つかご紹介します。
久三商店(各種レンタル)
双葉食堂(食事・各種レンタル)
中木マリンセンター(ダイビングショップ)
ハングリーズ(食事)
「ヒリゾ浜」と併せて立ち寄りたい場所・スポット「あいあい岬 夕陽カフェ」
最後に周辺観光でおススメなスポットのご紹介です。
中木港から車で5分ほどの位置にあり、ヒリゾ浜をほぼ真上から一望する事ができるスポット「あいあい岬 夕陽カフェ」ではお弁当やソフトクリーム、各種お土産の販売があります。
「ユネスコ世界ジオパーク」にも登録された伊豆の雄大な大自然を感じる事ができる場所で、日の出や夕日の時間帯にも絶景が見られます。
訪れてみて損はないスポットです。
まとめ
今回の記事を参考にして頂き、1人でも多くの方が「ヒリゾデビュー」を飾って頂けると幸いです。
きっとヒリゾ浜の虜になること間違いなしです。
正直な感想として、他の海水浴場やシュノーケリングスポットと比較してもゴミ箱の設置や足洗い場の用意、監視員や監視船がいる事などから、至れり尽くせりの環境が整っていると感じます。(もちろん本州随一、唯一無二のお魚天国という最大の魅力もあります。)
最後に、ヒリゾ浜のプロフェッショナル、だるせないしさん作のヒリゾ浜の生き物マップをご紹介します。
ヒリゾ浜のマップと共に、どのエリアにどんな生物がいるのかが非常に分かりやすく解説されており非常に役立ちます。
8月前半のヒリゾ浜の生き物マップを作成しました。
ちゃんとしたデータはGoogleドライブからご自由にお持ちください。(続くhttps://t.co/fEJRNrmoa2#japan #nikon #snorkeling #skindiving #nikon1 #wpn3 #hirizo #sea #ヒリゾ浜 #ヒリゾ pic.twitter.com/i4avPQDh59— だるせないし ʅ(。,,,゜)ʃ (@d3_plus) August 6, 2019
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