日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。ボトル飲料のお茶も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したボトル商品を実飲レビューを交えてご紹介します。
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静岡県経済農業協同組合連合会「香るほっ茶」とは
今回は「静岡県経済農業協同組合連合会」(JA静岡経済連)さんの「香るほっ茶」をご紹介します。
「JA静岡経済連」さんの「静岡そだち」と言えば静岡県産の牛肉ブランドとしても有名で、本ブログでも葵区追手町にある焼肉店「駿府の肉処 静岡そだち」さんをご紹介しています。
同じ「静岡そだち」でも今回はお茶で、こちらの商品はもちろん「静岡県産茶葉100%使用」のこだわりがあります。
またこちらの商品は産地だけでなく、「消費者庁許可」の「特定保健用食品」、いわゆるトクホ認定された緑茶飲料です。
トクホの緑茶は各メーカーから発売されていますが、静岡県産のお茶を100%使用したものはなかなか貴重だと思います。
今回はそんな特徴のある「香るほっ茶」を実飲レビューしていきたいと思います。
基本情報
茶葉産地 |
静岡県
|
購入価格 | ー |
購入場所 | ー |
内容量 | 490ml |
製造者 | 静岡ジェイエイフーズ株式会社 |
販売者 | 静岡県経済農業協同組合連合会 |
MAP |
静岡県経済農業協同組合連合会「香るほっ茶」を実飲レビュー
まずパッケージですが、アルミボトルの上部と下部にお茶の葉の絵が描かれた緑色のラインが入っていて、お茶と分かるようにはなっていますが、比較的シンプルで落ち着いている印象です。
ただ、「香るほっ茶」というネーミングは単なる「静岡茶」とはまた違っていて特徴があり、差別化に繋がっているのではないでしょうか。
正面横には大きく「トクホマーク」がプリントされています。逆側にも「食事の際の糖の吸収をおだやかにする」と記載されていて、特定保健用食品である事の効果がアピールされています。
外装がシンプルである分、赤いトクホマークが目立っています。
側面には特定保健用食品ならではの表示許可と摂取上の注意事項が書かれています。
伊藤園さんの「カテキン緑茶」では「ガレート型カテキン」に着目して効果が謳われていましたが、本商品は「難消化デキストリン」の働きを明記していて、同じ緑茶飲料のトクホでも違いがあります。
裏面の成分表示です。こちらにも「食物繊維(難消化デキストリン)」の記載があります。
栄養表示成分にも食物繊維や難消化デキストリンの表記があり、また糖質などの表示がある点も他の緑茶ボトルとは異なっているポイントです。
実際に湯飲みに注ぎ、実飲レビューをします。水色は一般的なボトル飲料と大差は無さそうです。
同じトクホという事で、どうしても伊藤園さんの「カテキン緑茶」との比較になってしまいますが、「カテキン緑茶」と比較して先ず第一に気付くのが、カテキンに由来すると思われる明らかな苦味成分がなく、味の第一印象としては「普通に美味しいお茶」です。
「カテキン緑茶」は圧倒的に健康効果を期待して購入している人が多い筈なので、おそらく味は二の次でしょう。(むしろ苦味は強いほど効果があると感じる?)
一方こちらの商品は普通に美味しいお茶を飲みたい層と健康を意識する層の2つの層両方にアピールしている商品という位置付けになるかと思われます。
まとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 静岡県産茶葉を100%使用
☑ 消費者庁許可「特定保健用食品」に該当する商品
☑ 伊藤園「カテキン緑茶」と比較して苦味は少ない(着目成分の違い)
②良い点(ここが〇)
●「トクホ」とすることで、その他大勢の静岡茶とは差別化を図った。
●「トクホ」のお茶だが苦味が強くなく、普通に美味しいお茶として頂ける。
③惜しい点(ここが△)
●「トクホ」以外に購入する強い魅力があるか。
④評価チャート
⑤まとめ
「JA静岡経済連」さんの発売という事で「静岡そだち」というブランドに加えて「トクホ」のブランドを追加して消費者に訴求しています。
健康志向がより強まっている現代社会において、お茶の健康効果に期待する方も多いかもしれませんが、この商品は強い苦味や渋味は抑えられているので非常に飲みやすいです。
即効性を期待して飲むというよりは、日々、美味しくお茶を飲む習慣を付けることが健康への一番の近道ではないでしょうか。
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