日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。ボトル飲料のお茶も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したボトル商品を実飲レビューを交えてご紹介します。
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高柳製茶「牧之原茶」とは
今回は牧之原市「高柳製茶」さんの「牧之原茶」をご紹介します。
牧之原と言えば、我が銀篭園のある、静岡県の中西部にまたがるエリアで、お茶処静岡の中でも特にお茶の栽培が盛んな地域です。
特に「高柳製茶」さんがある牧之原台地は一面お茶畑が広がる光景が広がっており、「高柳製茶 牧之原本店」の前には「静岡県農林技術研究所茶業研究センター」があるなど、茶処静岡の中でもお茶の中心地と言っても過言ではないエリアです。
今回はそんな牧之原市にある「高柳製茶」さんのペットボトル飲料の特徴を実飲レビューしていきたいと思います。
基本情報
茶葉産地 |
静岡県牧之原市
|
購入価格 | ー |
購入場所 | ー |
内容量 | 500ml |
製造者 | サカイキャニング株式会社 |
販売者 | 株式会社 高柳製茶 |
MAP |
高柳製茶「牧之原茶」を実飲レビュー
まずはパッケージから見て行きましょう。上部は薄い緑色、下部には濃い緑色が配色されたボトルには「高柳製茶」さんのマークと共に「牧之原茶」・「深蒸し茶」と印字されています。
近年は静岡茶も海外で人気がありますし、外国の方にも緑茶は好まれています。英語でも「MAKINOHARA GREEN TEA」の記載があります。
下部には高柳製茶さんの特徴的なロゴマークが。明治35年創業の歴史ある製茶会社です。
裏面には成分表示と「フードアクションニッポン」のロゴマークと「日本茶の普及に貢献します」とプリントされています。
皆さんは「フードアクションニッポン」という活動をご存知でしょうか?
日本の食を次の世代に残し、創るために、民間企業・団体・行政等が一体となって推進する、国産農林水産物の消費拡大の取り組みで、概要は以下の通りです。
- 世界的な食料問題を解決するための最も有用な手段として、各国内の食料自給率を高める事が挙げられている。
- 農林水産省が2008年度(平成20年度)より、「食料自給率向上に向けた国民運動推進事業」を立ち上げ、運営を行う「FOOD ACTION NIPPON 推進本部」が設立された。
- 国産農林水産物の消費拡大を目指した取組で、食の安全と豊かさを確かなものとして子供たちの世代へ引き継いでいくことを目指している。
- 2019年10月現在、11,000社・団体が推進パートナーとなっている。
『子供たちの子供たちも その、ずーっと先の子供たちも 食べていけますように。』そんな想いが込められたロゴマークが今後も増えていくと素晴らしいと思います。
裏面には商品の簡単な解説が書かれています。深蒸し茶という点もポイントです。
実際に湯飲みに注ぎ、実飲レビューをします。
水色は黄金色で、透き通った色をしています。
お味の方は、深蒸し茶にしては比較的スッキリしていて苦味は薄めな印象を持ちました。香りも深蒸し茶としては一般的なレベルで、それほど強い訳ではありません。
闇雲に味を濃くした深蒸し茶ではなく、お茶の成分や旨味をじっくり抽出し、余分なものは排除した、そんな印象を受けました。
また、他の食事の邪魔をしない分、どんなものと合わせても相性が良さそうに感じました。
まとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 茶所 牧之原の深蒸し茶
☑ 深蒸し茶の中でも比較的スッキリとした味わい
☑ 「フードアクションニッポン」に参加
②良い点(ここが〇)
●深蒸し茶の中でも飲みやすく、どんな食べ物とも合いそうなテイスト。
●「フードアクションニッポン」に参加し、日本茶の普及に貢献。
③惜しい点(ここが△)
●濃い味の深蒸し茶を求めている方には非推奨。
④評価チャート
⑤まとめ
「フードアクションニッポン」に協賛し、日本茶の普及に貢献されている高柳製茶さん。
牧之原界隈でお茶関連の仕事をされている方は多いと思いますし、茶処静岡の中でも特別な想いやプライドを持っている方も多いと思います。
今後、こういった活動に協賛する会社や団体がさらに増えてくると静岡のお茶もより盛り上がって行きそうだと思います。
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