日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。ボトル飲料のお茶も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したボトル商品を実飲レビューを交えてご紹介します。
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しずおか御前崎茶商協同組合「御前崎茶 つゆひかり」とは
今回は銀篭園のお隣、御前崎市の「しずおか御前崎茶商協同組合」さんの「御前崎茶 つゆひかり」をご紹介します。
「つゆひかり」とはお茶の品種で、特に御前崎市でブランド化されている早生品種です。(静岡茶の品種に関しては以下記事をご参考に。)
御前崎市では全国有数の日照量と温暖な気候を活かして、萌芽期及び摘採期がやぶきたより二日程度早い早生品種である「つゆひかり」をブランド化しています。
御前崎市にある「まるよ茶屋」さんではつゆひかりのお茶を頂ける事はもちろん、「プリン」や「フラッペ」などのつゆひかりを使用したスイーツも提供されています。
今回はその特徴のある「つゆひかり」のペットボトル緑茶飲料を実飲レビューしていきたいと思います。
基本情報
茶葉産地 |
静岡県御前崎市
|
購入価格 | ¥120 |
購入場所 | 風のマルシェ 御前崎 |
内容量 | 350ml |
製造者 | サカイキャニング 株式会社 |
販売者 | しずおか御前崎茶商協同組合 |
MAP |
しずおか御前崎茶商協同組合「御前崎茶 つゆひかり」を実飲レビュー
まずパッケージですが、白を基調とした背景にお茶らしい緑と水色の斑点が描かれています。御前崎の海、爽やかな味、鮮やかな色をイメ-ジしたパッケージはシンプルながら緑茶飲料の瑞々しさが表現されている印象です。
側面です。「つゆひかり」の特徴である①御前崎特産 ②早生品種の2点が解説されています。
「本来は茶葉から淹れてお楽しみいただきたい」という本音も書かれています。
裏では実際にそう思っている業界関係者の方々も多いと思いますが、しっかりと書いちゃってる点はむしろ清々しいです。(皆さん薄々感じているペットボトルで商品化した背景までキッチリ書かれている商品は他にはあまり見かけません笑)
続いて裏面です。「大海原を渡る風に吹かれながら~」と御前崎茶つゆひかりの特徴が書かれています。(そうそうこういうのを書いて!笑)
底面です。水色は一般的な琥珀色の印象です。
実際に湯飲みに注ぎ、実飲レビューをします。
苦味・渋味が控えめでつゆひかりの特徴的な甘みが強く出ている印象を受けます。
また香りの方は、飲んだ時に爽やかな香りが鼻を通っていきます。非常に爽快で爽やかな印象のお茶で、冷やして飲んでもスッキリとした味わいが楽しめそうです。
他の静岡茶ボトル飲料と比較して苦味が控えめなので、全国どこでも受け入れられやすそうですし、強い渋味が苦手な若い世代の方にも好まれそうな印象を持ちました。
まとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 御前崎特産「つゆひかり」を100%使用
☑ 渋味・苦味が抑えられていて、特徴的な爽やかな香りと甘みが特徴
☑ 御前崎の海、爽やかな味、鮮やかな色をイメ-ジしたパッケージ
②良い点(ここが〇)
●御前崎のブランド品種「つゆひかり」をアピール。
●渋みが少なく甘みが強く、万人受けしそうなテイスト。
③惜しい点(ここが△)
●御前崎周辺地域以外であまり見かけない。
④評価チャート
⑤まとめ
御前崎がブランド化を進めている早生品種「つゆひかり」を100%使用した緑茶飲料です。
苦味や渋味を抑え、お茶の甘みや爽やかな香りが特徴的で、静岡はもとより全国でも多くの方々にも受け入れられるポテンシャルを秘めている魅力を持ったお茶だと感じました。
販売している場所が限られてしまいそうなのが残念ですが、ペットボトル緑茶としてはレベルが高いと思うので地元民としてはぜひPRをして頂きたいと感じました。
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