日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県ですが、他に全国各地に有名なお茶の産地があり、独自のお茶づくり・ブランド化が進められています。



そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが全国各地のお茶屋さん・お茶カフェを巡り、その特徴や違いをご紹介します。
こちらのコーナーでは抹茶の一大ブランドでも有名な京都府「宇治茶」にフォーカスしてご紹介します。
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京都 宇治「伊藤久右衛門 宇治本店」とは
宇治川の東側、 京阪宇治駅から徒歩5分ほどの場所に「伊藤久右衛門 宇治本店」さんがあります。
建物自体は新しいですが、玄関に江戸時代の茶屋風な腰掛けなど、和を感じさせるディスプレイと大きなお茶パフェの模型が飾られ存在感があります。
「伊藤久右衛門」さんは江戸時代に宇治の地で創業した老舗のお茶屋さんで、品質にこだわり丁寧に仕上げたお茶の評価は高く、多くの有名寺社にもご用達になるほど。
近年では茶房をオープンし、さらに抹茶スイーツの開発やインターネット販売など、新しい宇治茶の在り方の探求を続けています。
特にネット販売への注力は目を見張るものがあり、楽天市場やYahoo!ショッピングでの販売は、定番商品・季節限定商品などスイーツだけで200商品を取り揃え、宇治茶を含めると300商品もの数を販売されています。
古い歴史がありつつも、現代のライフスタイルに合った宇治茶を楽しんでいただくための提案を続けそれを発信するという、非常に前衛的な会社でもあります。
従来の「飲むお茶」としてだけではなく、宇治茶の魅力をより伝える為、パフェなどのデザインに凝った抹茶スイーツの開発にも熱心で、確かに他のお茶屋さんより圧倒的な種類とレベルの高いお茶スイーツが提供されています。



「伊藤久右衛門 宇治本店」のアクセス
最寄り駅は「京阪 宇治駅」です。宇治には「JR宇治駅」もあるのでご注意ください。
「京阪 宇治駅」を出て直ぐ宇治橋の通りがあるのでそこを左折して200Mほど先にお店はあります。写真の通り看板も出ていますので目印にして下さい。
こちらがお店で、広い駐車場が用意されていますので、車でのアクセスも問題ありません。
お店へお邪魔します
冒頭でもご紹介した通り、建物自体は新しいですが、玄関には和の趣きを感じさせるディスプレイがされています。
そしてどうしても目が行ってしまうのが巨大なパフェの模型。抹茶パフェ・スイーツへの力の入れ具合が前面に出ています。
店内はお茶関連商品の販売スペースが半分と、カフェスペースが半分といった造りになっています。(写真奥が販売スペース。)
こちらが食事エリアでシックで落ち着いた雰囲気があります。



「伊藤久右衛門 宇治本店」のメニューは?
メニューのご紹介です。まず「伊藤久右衛門」さんの素材へのこだわりとアレルギー情報がしっかりと書かれています。
先ずは宇治抹茶のメニューと抹茶体験のメニューです。
そしてここから怒涛の抹茶スイーツメニューが登場します。まずは本店限定・夏限定のかき氷メニュー。
そして抹茶の和スイーツと抹茶パフェのメニュー。
一口に抹茶パフェと言ってもこちらのお店では複数の抹茶パフェがラインナップしており、悩んでしまいます。
最後に抹茶そばをはじめとした食事メニュー。
京都名物の「にしんそば」も人気メニューです。



本日のオーダーは?



特選伊藤久右衛門パフェ ¥980
濃い抹茶アイスや黒豆など、こだわり素材を詰め込んだパフェです。写真のように抹茶粉末がセットに付いてくるので、お好みで振りかけて頂く事ができます。
「伊藤久右衛門」さんで使用するお茶は宇治を代表する生産農家と契約しており、摘み取った茶葉はその日のうちに蒸し、煎茶や玉露の原料となる荒茶、もしくは抹茶の原料となる碾茶に加工しているそうです。
かなりの量の抹茶が付いてくるので、写真の通りかなり思い切って振りかけてみました。砂煙ならぬ抹茶煙が立ち昇り、正直むせてしまうほどで若干の後悔もありつつも、これぞ抹茶パフェだ!という逸品に仕上がったという自負もあります笑
フルーツとしてミカンが入っていて、これはアクセントになっていて、色味的にも考えられていると感じました。
抹茶ゼリーは甘さ控えめで、その分こしあんの甘さが引き立っています。白玉のもっちりとした歯ごたえが食感に変化を与えています。
抹茶が濃すぎたなと思ったらウェルカムティーで頂いたほうじ茶を頂きましょう。口のリセットにもなりますし、観光で歩き疲れた体にほうじ茶の旨味が染み渡ります。



まとめ
今回は京都府宇治「伊藤久右衛門 宇治本店」さんをご紹介しました。
今回はパフェが中心となりましたが、その他にも抹茶蕎麦をはじめ、食事メニューも充実しており、お昼の時間帯は食事メニューを注文している方も多い印象です。
抹茶パフェのお店は数多くあり、また抹茶スイーツも各お店・ブランドから発売されていますが、「伊藤久右衛門」さんの抹茶スイーツ・抹茶パフェは外すことは出来ないと思いました。
これからも宇治茶の魅力を全国へ、そして世界へ発信して頂きたいと思います。



「伊藤久右衛門 宇治本店」の基本情報(駐車場・営業時間など)
住所 |
京都府宇治市莵道荒槇19−3
|
電話 | 0774-23-3955 |
営業時間 | 10:00~18:30 |
定休日 | なし |
アクセス | 京阪宇治駅より徒歩約5分 |
駐車場 | 有り |
MAP |
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