日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。お茶のお土産も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したお土産品を実食レビューを交えてご紹介します。
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雅正庵 小柳津正一商店「鞠福(まりふく) 濃い抹茶」とは
今回は静岡市にある製茶問屋を営むお茶のメーカー「雅正庵 小柳津正一商店」さんの生クリーム大福「鞠福(まりふく) 濃い抹茶」をご紹介します。
「雅正庵」さんと言えばこちらの記事でもご紹介した通り、千代田店だけでなく焼津やベイドリーム清水にも店舗を展開されています。
幾つかの静岡茶スイーツを製造されていますが、今回ご紹介する「鞠福」は「雅正庵」さんの代名詞とも言える主力大人気商品。
2006年の発売から「1年で73万個を販売」や「モンドセレクション3年連続金賞受賞」などコンテストでの数々の受賞歴や各メディアで報道されるなど、抜群の人気と知名度を誇る静岡茶スイーツです。
今回はその鞠福の「濃い抹茶」にフォーカスしてご紹介、実食レビューをしていきたいと思いますが、他にも「ほうじ茶」など複数のフレーバーがラインナップしているので、興味を持たれた方は公式HPをご覧ください。
基本情報
内容量・数量 |
6個入
|
購入価格 | ¥1020 |
賞味期限 | 約2ヵ月(冷凍保存) |
購入場所 | 静岡駅 グランドキヨスク |
販売者 | 有限会社ネクト |
MAP |
雅正庵 小柳津正一商店「鞠福(まりふく) 濃い抹茶」を実食レビュー
まずパッケージですが、銀色の保冷・保温袋にパッケージされ、その外側に赤を基調とした目立つ台紙に、白く大福型に型どられたアイコンが描かれています。シンプルですが、ぱっと見で美味しそうな大福と分かる優れた外装です。
裏面です。内容量は6個入り、賞味期限は冷凍(-18℃以下)で約2ヵ月ほどとなっていました。
「生クリーム大福」であるため、長時間の持ち歩きには向いておらず、冷凍での保存が基本となりますが基本的に早めに頂くのが定石です。
ちなみに静岡駅の「グランドキヨスク」さんでは購入時にドライアイスや保冷剤を付けるかの確認がありましたので、遠方の方でも安心だと思います。
パッケージ全体としては比較的コンパクトなので、そこまでかさばる事も無さそうです。
保温袋から出した状態です。
箱を開けると、お召し上がり方の解説が細かく書かれています。消費期限は解凍後3日間で、解答方法に関しても細かい解説がありますが、季節によって変化するので見極めが難しい所です。
解説の紙を取ってみると、その下にも保冷剤が入っていました。品質保持の為に細心の注意が払われています。
箱から取り出してみました。単に外側から見ただけでは同じ大福ですが、パッケージの左下にフレーバー名が記載されています。
袋から取り出した状態です。たっぷりの粉が付いていて見るからにふっくら・もっちり感があり、ほのかに甘い香りが漂います。
一口頂くと、最初に抹茶の香りと味が広がった後、あんこの甘い香りと味を感じます。抹茶の風味が強く、遅れてあんこがやってくる、そんな印象です。
おやいづ製茶さんの高品質の静岡抹茶を100%使用し、上品な香りと強い甘みが特徴で、着色料等の余分なものは使用していません。
また、あんこは北海道十勝地方を中心に、最高級の小豆にこだわっており、モッチリとした大福の歯ごたえ、濃厚でまろやかな口当たりが特徴です。
こちらが半分に割った写真です。
生クリームによって種類を変えるという餅皮や製造後すぐに急速冷凍し、新鮮なままお届けするなど、素材だけでなく製法にも徹底的に考えられ、こだわっています。
雅正庵 小柳津正一商店「鞠福(まりふく) 濃い抹茶」のまとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 「静岡抹茶スイーツ」の代名詞とも言える抜群の知名度・人気を誇る
☑ 各素材(抹茶・あんこ・餡)へのこだわり、製造方法へ徹底的にこだわっている
②良い点(ここが〇)
●抜群の人気や知名度が納得できるほどの味。
●素材・製法への強いこだわり。
③惜しい点(ここが△)
●やはり長時間の持ち運びに気を使う。(特に夏季)
④評価チャート
⑤まとめ
今回は都合上、冷蔵庫から出して直ぐに頂きましたが、それほど固まっているという事もなく、絶妙な舌でとろける硬さでした。
夏はやはり冷たいままでも美味しいと思いますし、お好みでそれぞれの食べ方を工夫してみるのも面白いかもしれません。
個人的に何度か県外の方へのお土産にした事もありますが、その好評さに驚く事も多々あります。自信をもっておススメできる静岡茶土産です。
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