日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。お茶のお土産も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したお土産品を実食レビューを交えてご紹介します。
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ニチフリ「恋茶ふりかけ」とは
今回は静岡市にあるふりけけ等食品販売の「ニチフリ」さんの「恋茶ふりかけ」をご紹介します。
清水区蒲原に本社がある、「ニチフリ」さんは昭和15年(1940)の創業と歴史のある会社です。創業者「塩坂国士」が静岡県蒲原町に「スルガヤ食品研究所」を創業、削り節加工業の密集地で手に入りやすかった魚粉を使用し、ふりかけの製造をスタートしました。
今やふりかけで一般的に見掛ける「たまご顆粒」も、1959年業界初「たまごの顆粒化に成功」した実績のある会社です。
今回の「恋茶ふりかけ」は静岡限定商品で、日本一の生産量を誇る静岡茶をふんだんに使用したお茶の味も香りも「濃い」ふりかけです。
今回はそんな「ニチフリ」さんの「恋茶ふりかけ」を実食レビューしていきたいと思います。
基本情報
内容量・数量 |
10個入
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購入価格 | ¥500 |
賞味期限 | 約3ヵ月 |
購入場所 | 静岡駅構内 駿府楽市 |
販売者 | ニチフリ食品 株式会社 |
MAP |
ニチフリ「恋茶ふりかけ」を実食レビュー
まずパッケージですが、富士山型の持ち手と、その裾野に広がるお茶畑・お茶摘み娘が描かれたパッケージとなっていて、いかにも静岡らしい風景を再現したデザイン性の高い外観が特徴的です。
パッケージ裏側には実際の商品イメージ写真も印刷されていて、その商品名の通りかなりお茶らしさが前面に出ているふりかけです。
側面には「恋茶ふりかけ」の説明と商品への想いが書かれています。
賞味期限は約3ヵ月ほどです。ふりかけなのでコンパクト且つ軽いパッケージで持ち運びにも問題無さそうです。
底面には栄養成分表示やアレルギー表記などが記載されています。
箱を開けてみるとこちらにも商品・静岡茶の説明がかかれており、ふりかけの袋(10袋)が見えます。
個人的に面白いと感じたのがこちらの各小袋にプリントされた「プチ静岡情報」。世界遺産に登録された「富士山と三保松原」をはじめ、「伊豆の踊子」や「ピアノ」など、特産品や観光名所、縁の作品などがイラスト付きで紹介されています。
小袋を開けて早速、あったかご飯にふりかけてみました。香りもしっかりお茶で、味もお茶の苦みや渋味、そして旨味もしっかりと感じられる絶妙な仕上がりです。
「お茶塩ポテトチップス」もご紹介しましたが、お茶の商品で特にスイーツやお菓子以外の商品の場合、お茶の味が強すぎるとどうしても茶の苦みや渋味が強くなってしまう傾向がありますが、その部分が強すぎず、かといってしっかりとしたお茶の味が損なわれていない、まさに絶妙なバランスに仕上げていると感じます。
ご飯とかき混ぜてみても黄緑色が鮮やかな彩りのふりかけで、ご飯が何杯でも食べられそうです。
ニチフリ「恋茶ふりかけ」のまとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 静岡茶をふんだんに使用した「濃い」お茶のふりかけ(静岡限定)
☑ 富士山型の持ち手とその下にお茶畑・お茶娘が描かれた、静岡らしさが表現されたパッケージ
②良い点(ここが〇)
●静岡茶の苦渋味と旨味、甘みのバランスが良く、お茶らしさは残しつつ子供でも食べやすい仕上がり。
●小袋に描かれた静岡プチ情報など細かい部分までこだわったパッケージデザイン。
③惜しい点(ここが△)
●お菓子ではないのでお土産で貰った場合、直ぐに食べられない場合もある。
④評価チャート
⑤まとめ
静岡らしい濃いお茶のふりかけは、その特徴的なこだわりがあるパッケージやネーミングなど、全体的に高いバランスでよくまとまっている商品だと感じました。
静岡限定という事もあり、より静岡らしさが感じられる商品で、お子さんのお弁当などにもピッタリな彩りを与えてくれるふりかけに仕上がっていると思います。
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