日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。お茶のお土産も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したお土産品を実食レビューを交えてご紹介します。
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雅正庵 小柳津正一商店「茶蘇(ちゃそ)」とは
今回は静岡市にある製茶問屋を営むお茶のメーカー「雅正庵 小柳津正一商店」さんの「茶蘇(ちゃそ)」をご紹介します。
「雅正庵」さんと言えばこちらの記事でもご紹介した通り、千代田店だけでなく焼津やベイドリーム清水にも店舗を展開されています。
幾つかの静岡茶スイーツを製造されていますが、今回ご紹介する「茶蘇(ちゃそ)」は、静岡の「茶の祖」と言われている「聖一国師」のように「静岡のお茶スイーツの祖と呼ばれるお菓子」を目指して作られたお茶のフィナンシェです。(フィナンシェまたはフリアンとは、フランス起源のバターケーキや焼き菓子の一種)
静岡の”茶の祖”とたたえられる鎌倉時代の高僧「聖一国師」。
静岡のお茶スイーツの「”祖”と呼ばれるお菓子を目指す」という思いを込めて。
蘇は古代の日本で牛の乳を煮詰めて作られていたチーズ。
濃厚なミルクの芳醇な風味のお菓子という意味で上記2つを掛け合わせ「茶蘇(ちゃそ)」と名付けました。
一部抜粋:雅正庵 小柳津正一商店公式HP
もちろん、使用しているお茶にもこだわりがあり、静岡の山間地で栽培の際に茶園に覆いをかけ大切に育てられた「碾茶」を使用しています。
今回はそんな「雅正庵 小柳津正一商店」さんの「茶蘇(ちゃそ)」を実食レビューしていきたいと思います。
基本情報
内容量・数量 |
4個入 / 6個入
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購入価格 | ¥680 /¥1080 |
賞味期限 | 約3週間 |
購入場所 | 静岡駅 グランドキヨスク |
販売者 | 株式会社 小柳津正一商店 |
MAP |
雅正庵 小柳津正一商店「茶蘇(ちゃそ)」を実食レビュー
まずパッケージですが、4個入り・6個入りと2種類のパッケージがあるそうですが、そのうち4個入りの方を購入しました。6個入りの方は箱入りとなっていますが、4個入りの方は透明なケースに持ち手が付いています。
透明なケースですが、中の個包装が光り輝く緑色なので、お茶感が前面に出てアピールされています。
裏面には原材料や賞味期限など。期限は約3週間ほどで、フィナンシェとしては標準的でしょうか。
正面には「茶蘇」と書かれたゴールドのシールが貼られていて目立ちますね。
中から個包装の袋を取り出してみました。緑色に光り輝いていて存在感があります。
袋から取り出してみました。この時点でお茶の香りがしっかりと感じられ、確かに高品質なお茶をふんだんに使用している印象を受けます。
中を割ってみるとふんわりとした食感のフィナンシェに仕上がっていて、中もしっかりと濃いお茶が詰まっている事が分かります。
お味の方は、甘すぎず適度な甘さとしっかりと濃い抹茶の味を感じられ、歯ごたえもフィナンシェとしてはスタンダードな印象ですが、外側ほどカリっと、中に行くほどしっとりと作られています。
「鞠福(まりふく)」など大人気お茶スイーツを作る雅正庵さんをして「静岡のお茶スイーツの”祖”と呼ばれるお菓子を目指した」という通り、流石の品質と安定感のある商品だと感じました。
雅正庵 小柳津正一商店「茶蘇(ちゃそ)」のまとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 静岡の山間地で栽培された「碾茶」を使用
☑ 「静岡のお茶スイーツの祖と呼ばれるお菓子」を目指して作られたお茶のフィナンシェ
②良い点(ここが〇)
●香り・味ともに抹茶の濃厚さをしっかり感じられる。
●100%純正バターを使用。
③惜しい点(ここが△)
●他の雅正庵さんの人気商品と比較した際のインパクト。
④評価チャート
⑤まとめ
静岡のお茶スイーツの「”祖”と呼ばれるお菓子を目指す」という思いを込めて作られたお茶のフィナンシェはこだわりの素材を使用し、しっかりと濃厚な静岡茶の味と香りを感じる事ができました。
適度な甘味と歯ごたえで、お茶請けなどにもピッタリな印象を受ける抹茶スイーツに仕上がっています。
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