日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。お茶のお土産も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したお土産品を実食レビューを交えてご紹介します。
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竹沢製茶「ちゅるりん麺」とは
今回は静岡市にある「竹沢製茶」さんの「ちゅるりん麺」をご紹介します。
竹沢製茶さんは「静岡茶市場」などもある葵区北番町にある製茶会社さんです。大茶園で有名な牧之原市の生産家と提携したり、20年以上前からオーガニックを手掛けるなどこだわりを持ってお茶づくりに取り組むと共に静岡茶を使用した各種商品作りにも取り組まれています。
今回ご紹介する「ちゅるりん麺」のテーマはズバリお茶と蕎麦がコラボレーションした茶そば。もちろん単なる茶蕎麦ではなくて、「静岡在来茶」を使用している点が特徴です。
静岡茶発祥の地である静岡市足久保地区の長島地区などには、当時から変わらない貴重な在来茶が今でも残っており、ここに着目して新しい茶蕎麦が完成しました。
今回はそんな「竹沢製茶」さんの「ちゅるりん麺」を実食レビューしていきたいと思います。
基本情報
内容量・数量 |
160g(麺)+25g(麺つゆ)
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購入価格 | ¥780 |
賞味期限 | 約11ヵ月 |
購入場所 | 静岡駅 グランドキヨスク |
販売者 | 竹沢製茶 株式会社 |
MAP |
竹沢製茶「ちゅるりん麺」を実食レビュー
まずパッケージですが、円筒形のパッケージの上部と下部には緑色のラインが引かれていて、どことなく茶蕎麦がイメージされている印象です。また中央には「ちゅるりん麺」という商品名とともに、緑の蕎麦が踊っています。
裏面にはちゅるりん面の商品解説や、成分表示などが記載されています。
賞味期限は約1年弱と、この辺は乾麺という事で十分な期間が確保されています。
麺160g、麺つゆ x 2袋が付いていて1人前のボリュームです。
静岡市駿河区に在来蕎麦の普及にとりくむ「たがた」というお蕎麦屋さんがありますが、そちらのご主人が中心となって開発されたそうです。
田形氏は「オクシズ在来作物連絡協議会会長」を務められているという事で、今回の商品開発に至ったそうです。
ちゅるりん面は冷麺でも、温かくしてもどちらも美味しく食べる事ができるそうです。
早速袋を開けてみました。ザ・茶蕎麦という程の緑色ではありませんが、ハッキリとお茶の緑色を感じさせる存在感です。
在来茶の独自の配合割合により、腰のある食感と、なめらかなのどごしを実現しているそうです。
鍋にお湯を入れて3分ほど茹でたら完成です。
光の加減にも影響を受けますが、総じて一般的にイメージする茶蕎麦よりもお茶感が控えめで、在来蕎麦本来の味も味わう事ができるように考慮されている感じがします。
頂いてみると、ほのかにお茶の風味を感じる絶妙なバランスで、蕎麦の味を邪魔していない印象を受けます。この辺が計算・研究された配合という事でしょう。
麺つゆもカツオと昆布だしが効いていて、ちゅるりん麺とよく絡んで美味しさを引き出しています。
確かに「ちゅるん」とした食感が心地よく、覚えやすいネーミングもナイスです。
また今回はシンプルに麺のみで頂きましたが、各種野菜などの具を入れても美味しいだろうと思いました。市内の「おふろCafe 美肌湯」さんをはじめ、各所で提供されているので、見掛けた際にはぜひ一度召し上がってみて下さい。
美肌湯@ofurocafe_bijin でちゅるりん麺いただきました!カチョカバロチーズがけのちゅるりん麺もあったけど、風呂上がりの体はこちらを欲した!ちゅるりんでうまい!#美肌湯 #温泉 #ちゅるりん麺 pic.twitter.com/5FVdDvhP6t
— よれちゃん | もぐもぐブロガー (@shogo_australia) February 16, 2019
竹沢製茶「ちゅるりん麺」のまとめ・感想
①特徴まとめ
☑ オクシズの在来茶を配合した蕎麦
☑ 在来茶と蕎麦粉を最適に配合する事でコシがある食感を生み出している
②良い点(ここが〇)
●一般的な茶蕎麦と比較して、お茶を控えめにして蕎麦の味を活かしている。
●ちゅるっとした心地よい食感、のど越しでアッサリと食べてしまう。
③惜しい点(ここが△)
●保存性が落ちるが、一度生麺でも食べてみたい。(お店に行けば済む話?)
④評価チャート
⑤まとめ
一般的な「静岡茶」ではなく、敢えて在来品種の静岡茶を使用した点が素晴らしい着眼点だと思います。
蕎麦粉に関しては特に「在来蕎麦」とは記載が無かったので、一般的なそば粉を使用しているんでしょうか。
「在来蕎麦」+「在来静岡茶」のコンビネーションも食べてみたいような気がします。
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