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【熟し芋|JAあおぞら(農業協同組合)|実食レビュー】ミニストップで購入できる!鹿児島県産紅はるか使用の干し芋

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コンビニやスーパーなどの量販店から個人農家さんまで、日本全国各地には数多くの干し芋が製造・販売されています。

さつま芋の品種から製造方法、パッケージなどバリエーション豊かな干し芋ですが、それだけ数が多いとどれが美味しいのか・どれを購入するべきか悩んでしまいます。

どの干し芋が一番美味しいの!?

そんな疑問にお答えすべく、離乳食から干し芋を食べ始め、干し芋歴約40年の干し芋農家ぎんろーが各ブランドで販売されている干し芋を実食レビューを交えてご紹介します。

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JAあおぞら「熟し芋」とは(ミニストップ等で購入可)

全国に店舗数約2000店舗を展開し、店舗数的には第4位にランキングされる「ミニストップ」さん。

数あるコンビニの中でも「ハロハロ」などの独自商品や、創業当時から30年以上に渡って販売されている複数種類をラインナップした「ソフトクリーム」のイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんな「スイーツ」に重点を置いている印象のコンビニチェーン「ミニストップ」さんではオリジナルブランドの干し芋商品が販売されていますが、それ以外にも複数の干し芋が販売されています。

コンビニには様々な商品棚、販売コーナーがありますがどこにどのような形で販売されているのでしょうか。早速近所の店舗へ行ってみました。

店内で飴などが販売されているお菓子コーナーのお隣、おつまみなどが販売されている位置でミニストップブランドの干し芋が販売されていますが、それとは別に飲料等が販売されている冷蔵棚の前の補助棚でも干し芋を発見しました!

こちらは鹿児島県の志布志市有明町を区域としたJA、「あおぞら農業協同組合」さんが製造する「熟し芋」という干し芋商品です。

2016 日本農業新聞一村逸品 大賞』を受賞するなど、全国的にも評価されている有名な干し芋で、東京をはじめ全国各地で販売されているようです。

鹿児島県産紅はるかのみを使用するなど、原料のさつま芋にもこだわりがありますが、個人的に注目したのが「真空乾燥システム」という特殊製法によって作られている点。

「真空乾燥システム」は低温加熱蒸気減圧乾燥機による食品加工は従来の天日干しによる乾燥とは異なり、乾燥ムラがなく、天候に左右されない、衛生面にも配慮した製造方法で作られています。

詳細はJAあおぞら公式サイトにも写真付きで解説がありますのでご覧ください。

今回はそんな「JAあおぞら」さんの「熟し芋」を実食レビューしていきたいと思います。

目次

JAあおぞら「熟し芋」の基本情報(値段・産地・品種ほか)

価格
¥450
名称
ほしいも
原材料
さつまいも
産地 鹿児島県
品種 紅はるか
内容量 100g
賞味期限 約3ヵ月
購入場所 ミニストップ 店舗
製造者 あおぞら農業協同組合
販売者 あおぞら農業協同組合
MAP

JAあおぞら「熟し芋」の栄養成分表示(カロリーほか)

エネルギー
277 kcal
タンパク質
1.9 g
脂質 0.3 g
炭水化物 66.8 g
食塩相当量 0.2 g

※100g当たり

JAあおぞら「熟し芋」を実食レビュー

まずパッケージですが、比較的スタンダードなさつま芋の赤紫色を基調としており、袋の下半分の透明部分から中身の干し芋が確認できるようになっています。

正面上部には大きく商品名「熟し芋」とプリントされています。JAあおぞらさんでは収穫したサツマイモを専用の貯蔵庫で温度や湿度を管理しながら熟成させています。

「真空乾燥システム」により作られている為、乾燥ムラが無く、均一な仕上がりで黄金色の美しい色をした干し芋です。

鹿児島県産の「紅はるか」を使用しています。

裏面です。熟し芋の由来、貯蔵庫で熟成させる事で甘みが増す事などが解説されています。

袋から取り出してみました。白い粉は吹いていません。前述の通り繰り返しになりますが、本当に均一でムラがありません。厚さもほぼ均一に綺麗にカットされていて、加工設備や衛生環境が整った食品工場で加工された干し芋だという事が分かります。

実食してみると、食物繊維を含めて歯ごたえが強く、表現が難しいですが比較的、シャキシャキとした鮮度の良さを感じるような干し芋である印象です。

外見は「比較的スタンダードな綺麗な干し芋」という印象なんですが、食感はなかなか新しい感触で、好き嫌いの好みが分かれそうに感じました。これが「真空乾燥システム」という新しい手法で作られた新しい干し芋という事なんでしょう。

ただ、貯蔵庫で熟成された干し芋は噛めば噛むほど甘みが広がり、紅はるか特有のネットリ感が出てきますので最初の食感の部分だけが若干特殊という事になります。

JAあおぞら「熟し芋」をツール数値検証

続いて客観的な検証ツールとして糖度計・硬度計を用いて検証を行いました。

(※干し芋は生産時期・環境他要因で仕上がりが異なります。)

糖度(*1)
13.5
°Bx
硬さ(*2)
10.0
HA
厚み 0.7~0.8 CM

(*1)使用糖度計(※°Bx値が高いほど一般的に糖度が高い。(例:みかん約12%・りんご約15%など)

 

JAあおぞら「熟し芋」の開封動画

商品のパッケージや柔らかさなど、開封動画でより詳細に解説しています。

JAあおぞら「熟し芋」の口コミ

各種SNSでの口コミ・評判をまとめました。

全国各地で販売されているようで、東京を中心に各地から美味しいというツイートが上がっていました。地方のJAの干し芋ですが、これだけ全国各地で販売されている干し芋も珍しいと思います。

JAあおぞら「熟し芋」のまとめ・感想

①特徴まとめ

☑ 鹿児島県産「紅はるか」を使用

☑ ミニストップ店舗など全国各地で販売

②良い点(ここが〇)

良い点

●専用の貯蔵庫で温湿度管理しながら熟成させて甘みを引き出した。

●「真空乾燥システム」によって製造される為、天候に左右されず均一に乾燥でき衛生的。

③惜しい点(ここが△)

惜しい点

●シャキシャキとした独特の歯ごたえは好みが分かれる。

④評価チャート



⑤まとめ

収穫したさつま芋を熟成させる事は多くの生産者・製造者でも行っているとは思いますが、温湿度管理された専用の倉庫で熟成させた干し芋は噛めば噛むほど甘みが広がります。

また「真空乾燥システム」を使用し、食品工場とも言える設備や衛生環境で製造されており、規模の大きいJAさんならではの特徴が活きていると感じました。

「ミニストップ」さんなどのコンビニや全国各地で販売されているようで、入手し易い点もポイントです。「JAあおぞら」さんの「熟し芋」を見掛けたら皆さんも是非一度食べてみて下さい。

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この記事を書いた人

日本最古級の干し芋農家『銀篭園』。
干し芋の発祥地『静岡』で江戸時代から12代続く伝統農家です。
こだわりの干し芋を心を込めて皆様にお届けします。

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