コンビニやスーパーなどの量販店から個人農家さんまで、日本全国各地には数多くの干し芋が製造・販売されています。
さつま芋の品種から製造方法、パッケージなどバリエーション豊かな干し芋ですが、それだけ数が多いとどれが美味しいのか・どれを購入するべきか悩んでしまいます。



そんな疑問にお答えすべく、離乳食から干し芋を食べ始め、干し芋歴約40年の干し芋農家ぎんろーが各ブランドで販売されている干し芋を実食レビューを交えてご紹介します。
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おいもや「二代目 干しいも」とは(どこで買える?)
干し芋生産量日本一で全国の9割が茨城県で生産されていると言われています。圧倒的ダントツの1位で、首都圏をはじめ全国的にも「干し芋=茨城」のイメージが定着していると思います。
ただ、全国各地で干し芋の生産は行われており、茨城の約1/10ほどの生産量ですが、第二位の干し芋生産高を誇るのが「干し芋発祥地」であり、我が銀篭園のある「静岡県」です。
静岡県の中でも西部地域に該当し、遠州地区の掛川市に本拠地がある「おいもや」さんは干し芋をはじめ、「国産さつま芋を使ったお芋スイーツ専門店」です。
掛川には実店舗(おいもやショップ)もあり、シーズンには地域のお芋ファンの方々で賑わっています。
おいもや定番の半生干し芋~。
なぜ今回掛川のサーフを釣り場に選んだかと言うと、帰りにココに寄りたかったから。
(釣果など二の次w) pic.twitter.com/dkdlLX3DSh— ジョーカー (@Aichi_MJ539) December 23, 2018
ただ、こちらの「おいもや」さんの凄さは、ECでの販売実績です。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなど数々のネットショッピングプラットフォームに出店され、楽天ではなんと14年連続の「ショップオブザイヤー」を受賞するなどの優れた実績があります。
実際、楽天のランキングなどで検索してみても「おいもや」さんの干し芋や芋スイーツ商品が複数上位にランキングしています。
ネットショップでの販売割合が高そうですが、今回静岡市内にあり、地元生産者のこだわりの逸品食材を販売している「サニーマーケット日晴農場」さんを訪れた際に販売しているのを発見しました。
看板にも「一般市場にはほとんど出回らない」と書かれている通り、実店舗の販売はあまり見かけません。
今回はそんなネットショップでの評価・販売実績が高い、「おいもや」さんの「二代目 干しいも」を実食レビューしていきたいと思います。
おいもや「二代目 干しいも」の基本情報(値段・産地・品種ほか)
価格 |
¥702
|
名称 |
ほしいも
|
原材料 |
さつまいも
|
産地 | 静岡県 |
品種 | 紅キセキ |
内容量 | 150g |
賞味期限 | 約1ヵ月 |
購入場所 | サニーマーケット日晴農場 |
製造者 | 株式会社 おいもや |
販売者 | 株式会社 おいもや |
MAP |
おいもや「二代目 干しいも」の栄養成分表示(カロリーほか)
エネルギー |
303 kcal
|
タンパク質 |
3.1 g
|
脂質 | 0.6 g |
炭水化物 | 71.9 g |
食塩相当量 | 0 g |
※100g当たり
おいもや「二代目 干しいも」を実食レビュー
まずパッケージですが、スタンダードな全面透明の袋に中央に商品名である「二代目 干しいも」とプリントされています。
真空パックのように余分な空気が抜かれていて、中にはエージレスが入っています。
裏面です。こちらもクリアになっていて中身の様子が分かりやすく、鮮やかな黄色の干し芋が確認できます。またこちらの商品の大きな特徴の1つであるさつま芋の品種「紅キセキ」を使用している点が解説されています。
また原材料産地として「静岡県」以外にも「鹿児島県」と記載がありますので、契約農場が九州にもあるのかもしれません。
「紅キセキ」は「おいもや」さんの登録商標で、超高糖度(40度~50度)の安納芋よりも甘味が強いとも言われ、色つやが優れているとされています。
また多くの方が疑問に思うであろう、「なぜ二代目なの?」という質問。実は初代干し芋は「泉13号」という希少な品種のさつま芋を使用した干し芋商品があり、現在は干し芋での販売は確認できませんでしたが、生芋の状態での販売はされているようです。
袋から取り出してみました。他の干し芋と比較してやはり鮮やかな黄色で明るい色艶が特徴的に感じます。
基本は1cm角ほどのスティックタイプですが、一部せっこうのような薄い部分も入っています。歯ごたえは驚くほど柔らかく、非常にしっとりとした舌触りが特徴です。
半生・半熟レベルのしっとり感があり、子供にも食べやすい印象を受けます。まさにお芋スイーツといった印象の強い干し芋で、口の中で綺麗に解けますが、紅はるかのネットリ食感ではなく、サラっとした口どけが特徴的です。
おいもや「二代目 干しいも」をツール数値検証
続いて客観的な検証ツールとして糖度計・硬度計を用いて検証を行いました。
(※干し芋は生産時期・環境他要因で仕上がりが異なります。)
糖度(*1) |
13.0
|
°Bx
|
硬さ(*2) |
9.0
|
HA
|
厚み | 0.5~1.0 | CM |
(*1)使用糖度計(※°Bx値が高いほど一般的に糖度が高い。(例:みかん約12%・りんご約15%など))
おいもや「二代目 干しいも」の開封動画
商品のパッケージや柔らかさなど、開封動画でより詳細に解説しています。
おいもや「二代目 干しいも」の口コミ
各種SNSでの口コミ・評判をまとめました。
本日のお菓子は、お芋スイーツ専門店おいもやの二代目干し芋です。静岡県掛川市にあるお店です。安納芋や半生タイプもあり、半生タイプは楽天グルメセレクション認定、楽天市場うまいもの大会総合一位を獲得しています。#おいもや #二代目干し芋 pic.twitter.com/zNGGWKuWQ8
— no_buts (@nobuts9) November 9, 2019
職場の人が買ってきてくれたー❤️
干し芋好きやから嬉しみ💖
フライパンで軽く焼くか
オーブンで焼いて食べるのが
オススメらしいから
オススメの食べ方で頂こー💕
食べるの楽しみー😍#干し芋#おいもや#rakutenうまいもの大会#二代目#ヨダレ出そう ← pic.twitter.com/VDmoR52fSW— ゆき【末激推し】 (@Yukky914aaa) October 27, 2019
名古屋高島屋さん等のデパートでも期間限定のイベント出店などをされているようで、SNSでの投稿が目立ちました。その他楽天など各ネットショップで多数高評価のレビューが見られました。
おいもや「二代目 干しいも」のまとめ・感想
①特徴まとめ



☑ 静岡県・鹿児島県産「紅キセキ」を使用
☑ 楽天で14年連続の「ショップオブザイヤー」を受賞
②良い点(ここが〇)



●「紅キセキ」独特のしっとり且つ歯切れの良い食感が斬新な正に「干し芋スイーツ」
●楽天・amazon・yahooショッピング他、多くのECサイトで購入可能。
③惜しい点(ここが△)



●従来の硬い食感・紅はるかのネットリ食感を求めている方には向かない。
④評価チャート
⑤まとめ
「おいもや」さん独自のさつま芋品種「紅キセキ」を使用した、独特の鮮やかな色艶が食欲をそそり、しっとりとした干し芋は正に「お芋スイーツ」といった斬新なインパクトがある商品です。
「おいもや」さんの「二代目 干しいも」を皆さんも是非一度食べてみて下さい。
また楽天などの各ECショップでお得なセール情報やキャンペーン情報を発信されていますので併せてご確認下さい。
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