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【就農計画書】新規就農者が考えるべきこと

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就農計画書 新規就農者が考えるべき事とは

就農に当たって何を考える必要があるのか考えてみました。
今まで祖父と祖母が農業をしていたとはいえ小規模で、近年は規模を縮小していた為、置かれている状況としては実質、新規就農の立場に近い。

新規就農者の7~8割以上は農業で暮らしていけないという話も聞いたことがある。
確かにメディアは成功事例ばかりを取り上げる事になるのは分かるが、その陰でどれだけの失敗者がいるのか。

一口に「農家」と言っても本当に様々あると思います。
大規模ハウスや建屋内で栽培を行う農業法人、家族や数人程度で個人事業規模で営農するケース、家庭菜園程度で自家消費がメインのケース・・
営農を始める上で私は何を目指すのか、を考えておく必要がある。
何事も目指すべき所を定めて小さな目標から1歩づつクリアしていく事が大事を成す事に繋がるであろう。

就農計画書を就農の羅針盤にという事で何か指針になるものが無いか探したところ、青年就農給付金の「就農計画書」なるものがある事を知った。
就農を目指す人は勿論、農業に関わる・興味がある人であれば聞いたことがあるであろう「就農給付金」。

簡単に言ってしまうと、国(農林水産省)が若い人の就農を支援する為に、条件付きで最長5年・年間150万円を支給しますと言うもの。
当制度の良し悪しは別の機会に譲るとして、この制度を利用する際に提出する必要がある「就農計画書」。農水省のサイトにその記載例があったので、それに沿って私の農業の方向性を見定めていこうと思う。

目次

将来の構想

まずは基本事項「就農地」から「就農形態」。
就農地は実家の畑で、一応親の農業経営を継承、となるのかな。

お次は「将来の構想欄」。
「地域の認定農業者の8割程度の所得水準を目指す」とあるが、目標低すぎませんか??
地域の農家の皆さんの所属水準は存じ上げないが、若者が就農するのであればせめて1.5倍~2倍程度の目標は定めたい気がするが如何だろうか、農林水産省様。
まぁ「将来」の言葉の定義が曖昧(1年後なの?5年後?10年後?)なので仕方ないが。

そして「現状」の方。年間所得200万に対して労働時間2000時間。という事は時給1000円。
これを高いと捉えるか安いと捉えるかは人それぞれだけど、うーん農業は甘くないという事でしょうか。

さらに「目標」。労働時間10%削減の上、所得倍増!これはとんでもない生産性向上!一般の会社員なら金一封、表彰ものですよ。

「農業経営の規模・作物」に関して。実家の畑は幾つかあって、広さもまちまちなのでこれは真剣に考える必要がある。
理想は徐々に耕作面積を広げていきたいけど人も限られているからどうかな。
作りたい作物は概ね検討を付けているのでこの辺は後述します。

農業経営の構成

続いて「農業経営の構成」。実際、農業に従事する人は誰か・・って事ですね。
記載例には「農林太郎」さんと「農林花子」さん。

・・あれ、ちょっと待って、先ほどの年間所得200万ていうのは夫婦お二人でのお話??
ということは一人当たりで時給換算すると時給500円ですかい、農林水産省様。
早速就農の現実を目の当たりにしましたが、始める前からこんな事ではへこたれません。

お次は「雇用者」。で気になったのは「臨時雇」。
現状が「0」なのは分かる、夫婦でやってるからね。
しかし見通しの部分。年間の臨時雇「5名」?バイト5人雇うよって事ですよね?
バイト5人雇って、労働時間を10%削減しつつ所得倍増って相当凄いことですよ?
これってプチ農業革命じゃないですか、もう少し詳しい数字の開示をお願いします農林水産省様!笑

生産方式

最後に「生産方式に関する目標」。要するに農機具はどんなのを用意するか、と言うことですね。
これは就農にあたり現実的に考えないといけない問題。事業規模にも依りますがある程度投資もしないといけません。
我が家の場合はまずは軽トラックと耕運機は確実に必要になるかと思い、候補を探し始めました。
祖父・祖母が専業農家だったので数年前まではどちらも所有していたのですが、規模縮小に伴って処分していました。
この辺の投資に関わる部分に関しても後日追記します。

まとめ

さて就農計画書の例を参考に自らのケースに当てはめて考えてみましたが。
うーん何か見えてきたような、見えないような。
別の幾つかの考えるツールも用いながら今後さらに方向の具体性を模索しないといけないですね。
また実際に営農する中で、出来ること/出来ないこと が見えてくる部分もあるかなと思います。

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この記事を書いた人

日本最古級の干し芋農家『銀篭園』。
干し芋の発祥地『静岡』で江戸時代から12代続く伝統農家です。
こだわりの干し芋を心を込めて皆様にお届けします。

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