コンビニやスーパーなどの量販店から個人農家さんまで、日本全国各地には数多くの干し芋が製造・販売されています。
さつま芋の品種から製造方法、パッケージなどバリエーション豊かな干し芋ですが、それだけ数が多いとどれが美味しいのか・どれを購入するべきか悩んでしまいます。
そんな疑問にお答えすべく、離乳食から干し芋を食べ始め、干し芋歴約40年の干し芋農家ぎんろーが各ブランドで販売されている干し芋を実食レビューを交えてご紹介します。
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荒井農園「紅はるか干しいも」とは(どこで買える?)
栃木県でトマトやお米、イチゴなどの生産を行っている「荒井農園」さん。干し芋の生産が盛んなお隣茨城県のさつま芋を使用した干し芋の販売をされています。
販売されていたのは、静岡県中部にスーパーマーケットチェーンを展開する「スーパー田子重」さん。静岡の、しかも中部地方のみの展開ですが安さと品質で高い人気を誇るスーパーです。
店内の野菜コーナー脇で干し芋を発見しました。今や干し芋ブームとも言うべきほど各地で干し芋の販売を見掛けますが、こちらのスーパーでは5~6種類以上と豊富にラインナップしていました。
今回はそんな「荒井農園」さんの「紅はるか干しいも」を実食レビューしていきたいと思います。
荒井農園「紅はるか干しいも」の基本情報(値段・産地・品種ほか)
価格 |
ー
|
名称 |
紅はるか干しいも
|
原材料 |
さつまいも
|
産地 | 茨城県 |
品種 | 紅はるか |
内容量 | 120g |
賞味期限 | 約2ヵ月 |
購入場所 | 田子重 店舗 |
製造者 | 有限会社 荒井農園 |
販売者 | 株式会社 ファームコーディネートカンパニー |
MAP |
荒井農園「紅はるか干しいも」の栄養成分表示(カロリーほか)
エネルギー |
303 kcal
|
タンパク質 |
3.1 g
|
脂質 | 0.6 g |
炭水化物 | 71.9 g |
食塩相当量 | ー |
※100g当たり
荒井農園「紅はるか干しいも」を実食レビュー
まずパッケージですが、焼き芋のようなホクホク感が伝わる写真が大きくプリントされており、食欲をそそります。
中央に大きくさつま芋の品種「紅はるか」と印字されており、左上には販売会社である「ファームコーディネートカンパニー」さんのマークも描かれています。
「ファームコーディネートカンパニー」さんはBtoBの企業で詳細な情報は不明ですが、野菜や果物などの卸売りをされている会社のようです。
袋の下部分が透明になっていて中身の商品が確認できるようになっています。適度に白い粉が吹いている事が確認できます。
裏面です。栄養表示成分等が印字されています。
袋から取り出してみました。部分的に適度に白い粉が吹いています。平干し(切り干し)の部類だと思いますが、形状としてはスティック状にも近い印象で、比較的ねっとり感も少ない為、袋からも取り出しやすい印象です。
偶然、購入したパッケージだけかも知れませんが、さつま芋の繊維が目に見えて分かる干し芋です。
実食してみると、見た目通りの印象に近く、芋らしさ・芋のそのものの風味が残った干し芋だと感じました。特にダイエットや便秘など、干し芋の食物繊維に魅力を感じ意識している方にとっては分かりやすい商品だと思います。
荒井農園「紅はるか干しいも」をツール数値検証
続いて客観的な検証ツールとして糖度計・硬度計を用いて検証を行いました。
(※干し芋は生産時期・環境他要因で仕上がりが異なります。)
糖度(*1) |
15
|
°Bx
|
硬さ(*2) |
13.0
|
HA
|
厚み | 0.5~0.8 | CM |
(*1)使用糖度計(※°Bx値が高いほど一般的に糖度が高い。(例:みかん約12%・りんご約15%など))
荒井農園「紅はるか干しいも」の開封動画
商品のパッケージや柔らかさなど、開封動画でより詳細に解説しています。
荒井農園「紅はるか干しいも」の口コミ
各種SNSでの口コミ・評判をまとめました。
ブログを更新しました! なごみリポートin福島 : 干しいも 紅はるか その1 荒井農園さん https://t.co/ounXYF794m pic.twitter.com/0PeA6MUZFg
— 草野 和(なごみ) (@iyashikun7) March 20, 2016
干し芋って、まぁおいしいけど、何がいいのかよくわからなかったのですが、あと少しでなくなるところにきて、温めるとめちゃうまいことに気づきました。次にいただいたときは全部おいしく食べる。
一部抜粋:おやつのきろくのしゃしんー。
栃木県のサービスエリア等でも販売されているそうで、そういった口コミも散見されました。甘く柔らか、これまでの干しいもとは別次元、と言った感想も書かれていました。
荒井農園「紅はるか干しいも」のまとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 茨城県産の「紅はるか」を使用
☑ 栃木県のトマト・米・イチゴなどの生産農家である「荒井農園」さんが製造
②良い点(ここが〇)
●食品卸会社を通じて県外でも広く購入可能。
●さつま芋の繊維が目に見えて分かり、お芋らしい風味が味わえる。
③惜しい点(ここが△)
●人によっては筋っぽいと感じる人もいる可能性。
④評価チャート
⑤まとめ
さつま芋らしい、紅はるからしさを残した自然味のある干し芋だと感じました。
また「荒井農園」さんでは自社農園独自の干し芋商品も販売されており、そちらの口コミも散見されました。
次回はそちらのオリジナル干し芋も頂いてみたいと思いました。
皆さんも「荒井農園」さんの干し芋を見つけた際には是非一度食べてみて下さい。
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