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茨城「蔵出し焼き芋かいつか」とは
皆さんはお芋の専門店と聞いたらどんな店を思い浮かべるでしょうか?
今回ご紹介する「蔵出し焼き芋かいつか」さんは焼き芋や干し芋、大学芋などのお芋の定番商品の他にジェラートやプリン、ロールケーキなど、さつま芋商品ラインナップが非常に充実した、さつま芋スイーツの総合店とも言うべきお店です。
本店のある茨城県を中心に千葉県流山市や神奈川県川崎市など計6店舗を展開されている(2021年現在)人気店です。
以前こちらの記事でもご紹介させて頂いた通り、TV番組「満天☆青空レストラン」でも紹介されるなど、他各メディアでも取り上げられている非常に注目度の高いお店です。
なぜここまで注目度が高いと言うと、一般的なお芋屋さんのレベルを超えた高いレベルのお芋スイーツを提供されているからに他なりません。
そのベースとなる素材へのこだわり、また加工法(焼き方)にもこだわったさつま芋を提供されています。
【素材へのこだわり】
かいつかでは、年間通じて安全で安定した品質の美味しいいさつまいもをお届けするために、生産者と共に素材の情報交換、意見交換を何度も重ね日々努力しております。
【焼きへのこだわり】
厳選したさつまいもを、その時の気温、湿度、さつまいもの状態に合わせ最も美味しい状態に焼き具合を調整。手作業にこだわり、ひとつひとつ手間をかけて焼き上げています。
一部抜粋:ポテトかいつかのこだわり
また分かりやすい特徴の1つとして、かいつかさんの登録商標でオリジナルブランドである「紅天使」というさつま芋を使用されています。
「紅天使」自体は比較的スタンダードな品種「紅はるか」そのものですが、独自の貯蔵技術によって一定期間熟成され、焼くことで最高糖度が47度にもなると言われています。
「蔵出し焼き芋かいつか つくば店」のアクセス
かいつかさんの本店はかすみがうら市にありますが、茨城県内に4店舗ある内の今回はつくば店へお邪魔してみました。
お店に着いて気付くことはこのような長蛇の列!
訪問したのは週末のお昼過ぎの時間帯でしたが、広い駐車場がいっぱいになり、交通整理の方もいらっしゃるような混雑具合。
ロケーション的に車でのアクセスが中心となると思いますが駐車場に入れない車を第二駐車場に案内されるシーンが何度もありました。
第二駐車場も合わせるとかなりの台数が停められるので入れない事はないと思いますが、入店前にも長い行列があります。
12月上旬でしたが、この時期は新物のさつま芋が出始めるシーズンなので特に人が多かったのかも知れません。秋が深まって冬になると何となくお芋が恋しい季節になりますね。
「蔵出し焼き芋かいつか つくば店」の店内
10分程度並んでから入店出来ました。店内での飲食も可能で奥にイートインスペースもありますが、ご時世柄テイクアウトの方も多く、行列の割には回転率も良さそうです。
基本は手前の販売スペースで購入してレジへという流れですが、購入した商品をそのまま奥のイートインスペースで頂く事もできます。
また後述しますが、ドリンクや各種スイーツなどイートイン専用のメニューも用意されています。
入店してまず目についたのがこちらの定番商品、焼き芋と干し芋です。
自社工場内の干し芋専用乾燥機でじっくりと乾燥させ、甘さと香りを凝縮させ、柔らかく仕上げられているそうです。
冒頭でご紹介した「紅天使」とこちらもオリジナルブランドの新商品である「夢ひらく」の干し芋の食べ比べセットを見つけました。
「夢ひらく」に関しても詳細は不明ですが、「絹のようになめらかな食感」という解説があるのでシルクスイート系統の品種を独自の貯蔵法で糖化させたものであると予想します。
複数店舗を展開される規模の大きなお店だけあって、商品のラインナップも非常に充実しています。
その中でも興味深く感じた商品がこちらの「おいも3(oimo cubic)」という立方体型で且つカラフルな新商品。
白は「コガネセンガン」、紫は「種子島ろまん」、黄は「栗黄金(マロンゴールド)」という品種を使用しています。
「コガネセンガン」は比較的古くからある品種ですが、他の2種は比較的珍しく、紫芋である「種子島ろまん」は昔ローソンで「紫芋まん」が販売された事もあります。
「種子島ロマンの紫芋まん」が新発売(^^)中のあんには角切りの紫芋が入っていて、お芋好きにはたまりません♪ #ローソン #中華まん https://t.co/6ZSVh47btC pic.twitter.com/7GDMk4iUVb
— ローソン (@akiko_lawson) September 26, 2017
ショーケースの中にはスイートポテトとポテトアップルパイ、焼き芋プリンがありました。
こちらのお店ではシンプルな焼き芋も販売されています。
さつま芋の端がカットされているのは、端はさつま芋の繊維が多い部分である事の他に、さつま芋の成分である「ヤラピン」が多く含まれている部分である為、苦みを感じる事も多い為ですね。ただ「ヤラピン」は整腸作用もあって便秘などにも効果的です。
こちらはお店の一角にあるイートインスペースです。
「蔵出し焼き芋かいつか つくば店」のメニューは?
まずこちらがお店の入り口に掲示されていた基本メニューです。
そしてこちらは店内用のメニューです。テイクアウトも出来ますし、もちろんイートインスペースで頂くこともできます。
店内メニューの中で人気なのはやはり焼き芋バルケッタです。アツアツの焼き芋にアイスが乗っている、間違いなく美味しいやつです。
今日は有休でドライブに🚗💨
まずは『蔵出焼き芋かいつか』へ❗️
カフェコーナーがあったら食べるよね〰️
焼き芋バルケッタ『キャラメルナッツマロン』は温かいお芋(温・冷選べます)にアイスとソースが絡み絶品😋
ご馳走さまでした😋#焼き芋#蔵出焼き芋かいつか#焼き芋バルケッタ#カフェ#食べ歩き pic.twitter.com/fZm7Gn9LGB— NA (@whim1023) February 16, 2021
本日のオーダーは?
ジェラート(焼き芋&紫芋) ¥204
ジェラートは焼き芋のみ、紫芋のみもありますが、やはり食べ比べてみたい方にはMIXがおススメです。
焼き芋の方は本当に焼き芋をそのままジェラートにしました、感が強く素材の味が前面に出ている印象です。紫芋の方は通常、一般的なさつま芋(紅はるかなど)の品種に比べて糖度が落ちるケースも多いですが、しっかりと甘く、また紫芋の風味が表現されたお味でした。
スイートポテト¥272
外側にさつま芋の皮が付いているスイートポテトですが、これを一口頂くと衝撃の美味しさ!です。
しっとりとして、また口当たりが滑らかなペーストが絶妙な食感を生み出しています。さつま芋本来のホクホク感と、チーズケーキのようなしっとり感の両属性を併せ持っているような感覚です。
元々のさつま芋の素材が良いことは間違いないでしょうが、それだけではこの味は表現できませんので、研究に研究を重ねた「かいつか」さんの努力の結晶というべき逸品だと感じました。
昔食べたことがあるようなどこか懐かしい焼き芋を食べているような感覚と、最新のさつま芋スイーツを食しているような感覚と、そのどちらも思い起こさせるような美味しさです。
まとめ
今回は茨城県内を中心にチェーン展開されている「蔵出し焼き芋かいつか」さんをご紹介しました。
週末は大混雑するほどの人気店で、30分以上の待ち時間になったり、駐車場に交通整理が必要なほど客足が絶えない人気店です。
人気のスイートポテトを始め、「紅天使」を使用したさつま芋スイーツの数々を拝見し、これだけの超人気お芋専門店となる事も納得できました。
さつま芋というシンプルな素材だからこそ奥が深く、また加工法次第でこれほどまでさつま芋のポテンシャルを引き出すことが出来るのだと知りました。生産者ながら、さつま芋の奥深さを学ばせて頂きました。
「蔵出し焼き芋かいつか つくば店」の基本情報(駐車場・営業時間など)
住所 |
〒305-0056 茨城県つくば市松野木93−18
|
電話 | 029-893-2175 |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス | TXつくば駅から車で約10分 |
駐車場 | 有り |
MAP |
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