日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。ボトル飲料のお茶も数多く販売されています。



そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したボトル商品を実飲レビューを交えてご紹介します。
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遠州夢咲農業協同組合(JA遠州夢咲)「夢茶」とは
今回は「遠州夢咲農業協同組合(JA遠州夢咲)」さんの「夢茶」をご紹介します。
先日こちらの記事でご紹介した「香りの丘 茶ピア」は磐田市に本部を置く「遠州中央農業協同組合(JA遠州中央)」さんの販売している緑茶飲料です。


今回は菊川市に本部を置く「遠州夢咲農業協同組合(JA遠州夢咲)」さんの緑茶飲料で、掛川・菊川・御前崎の三市管内のお茶を使用しています。
県内全域でお茶の栽培が盛んな静岡県は各地域のJAでそれぞれの緑茶ボトル飲料を販売しており、バリエーション豊かな静岡の各JAのお茶ですが、それぞれの地域で特徴があり、「静岡茶」の個性がよく表れていると思います。
今回はその「JA遠州夢咲」さんの「夢茶」を実飲レビューしていきたいと思います。
基本情報
茶葉産地 |
静岡県
|
購入価格 | ー |
購入場所 | ー |
内容量 | 490ml |
製造者 | エスエスケイフーズ株式会社 |
販売者 | 遠州夢咲農業協同組合(JA遠州夢咲) |
MAP |
遠州夢咲農業協同組合(JA遠州夢咲)「夢茶」を実飲レビュー
まずパッケージですが、青空とその下に広がるお茶畑を表現し、お茶の葉が描かれています。また中央には「夢茶」と大きな文字が書かれていて、「夢咲」農協らしいネーミングです。
また、大きく「深蒸し茶」と書かれています。製造工程の中の蒸し工程を通常より2~3倍ほど長く時間をかけて作られた深蒸し茶はお茶の旨みや栄養がしっかりお茶の中に溶け出しています。
側面には「牧之原台地」の茶葉を使用している点と、その味の特徴・用途が解説されています。
JA関連のお茶ボトルは「ジェイエイフーズ」さんの製造というパターンが多い気がしますが、こちらは「エスエスケイフーズ」さんの製造。
栄養表示成分も標準的です。
実際に湯飲みに注ぎ、実飲レビューをします。
水色は黄金色がかった透き通った美しい黄緑色で、一般的な緑茶よりも濃い色が特徴的です。
遮光性が高アルミボトル容器を使用する事で、お茶の劣化が進みにくくして、この美しい水色を保持出来ていると思います。
香りの方も深蒸し茶のなかでは若干強めの重厚な香りです。
お味の方は、深蒸し茶としてはやや渋味・苦味が強い印象ですが、まろやかなコクと旨味が感じられます。
まとめ・感想
①特徴まとめ



☑ JA夢咲農協管内(掛川・菊川・御前崎)の茶葉を100%使用
☑ 深蒸し茶の特有の美しい水色が特徴
☑ 渋味・苦味も含めた旨味成分がよく溶け出した深蒸し茶
②良い点(ここが〇)



●茶所静岡でも有名な産地である牧之原台地周辺の茶葉を使用。
●香り・水色・旨味と深蒸し茶の特徴が活きたボトル飲料。
③惜しい点(ここが△)



●遠州地域は深蒸し茶が多く、個性が埋もれやすい。
④評価チャート
⑤まとめ
「深蒸し茶の発祥」とされる牧之原~菊川・掛川エリアの茶葉を使用しており、「元祖 深蒸し茶」とも言うべき緑茶ボトル飲料です。
深蒸し茶にはβカロテン・ビタミンEなどの健康成分が含まれていると言われており、各メディア等でもその健康効果が報道されています。
深蒸し茶をたくさん飲んで、健康維持に役立てたいですね。
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