日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。ボトル飲料のお茶も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したボトル商品を実飲レビューを交えてご紹介します。
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諸田製茶「川根の茶」とは
今回は川根本町「諸田製茶」さんの「川根の茶」をご紹介します。
お茶の名産地「川根」と言えば山のお茶の代表格として知られ、綺麗な水と空気、朝晩の寒暖差のなかで育つお茶は香り高く、非常に高い評価を受けています。
川根本町を含む南アルプス地域は、2014年、「ユネスコ エコパーク」に正式認定されました。豊かな自然環境とその自然を守り共生してきた地域の歴史・文化が世界に認められています。
そんな大井川のほとりにある従業員が6名ほどの小さな会社「諸田製茶」から発売されている川根のお茶を100%使用したペットボトル緑茶飲料「川根の茶」。
今回はその味の特徴を実飲レビューしていきたいと思います。
基本情報
茶葉産地 |
榛原郡川根本町
|
購入価格 | ー |
購入場所 | ー |
内容量 | 500ml |
製造者 | ー |
販売者 | 有限会社 諸田製茶 |
MAP |
諸田製茶「川根の茶」を実飲レビュー
まず特徴的なパッケージから見て行きましょう。
中央には「川根の茶」と大きく印字され、その下には川根らしく「蒸気機関車SL」の絵が描かれています。
SLで有名な大井川鉄道は近年、実物のSLトーマスにも乗れるという事で人気を博していて全国から観光客が訪れています。
側面には「川根茶」の特徴が説明されています。全国茶品評会で通算10回以上「産地賞」に輝いているそうです。
またその下には「諸田製茶」さんのイメージキャラクターである「お茶おやじ」が目を引きます。
前述の通り、ユネスコエコパークに登録された川根本町ですが、そうでなくとも川根と聞くと豊かな自然が広がり、水や空気が綺麗な田舎の印象を持つ方が多いと思います。
お茶農家の方々が心を込めて作った温かさと素朴さがイメージされるパッケージに仕上がっています。
裏面にはしっかりと「川根茶100%」と書かれています。
またパッケージもキャップまで凝っていて、川根らしい山の絵まで描かれています。
底面です。透き通った琥珀色です。
実際に湯飲みに注ぎ、実飲レビューをします。
水色は透き通った琥珀色で、やや黄色がかっている印象です。
香り高いことでも知られる川根のお茶、急須で淹れたお茶と比べる事はできませんが、その特徴的な香りも僅かに感じる事ができます。
大井川の大自然に育まれた川根茶のスッキリとした後味は、そのパッケージの印象そのものです。
まとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 川根茶を100%使用
☑ 川根のSLや「お茶おやじ」が印字された特徴的なパッケージ
☑ 川根茶特有の香りとスッキリとした味わい
②良い点(ここが〇)
●川根の自然と素朴さがイメージされ、キャップにもこだわったパッケージ。
●川根茶を100%使用し、大自然に育まれたお茶独特のテイスト
③惜しい点(ここが△)
●敢えて買いたいと思う個性には弱い。(違いが分かる方向け)
④評価チャート
⑤まとめ
川根本町の小さな製茶会社である「諸田製茶」さんらしい、川根の自然や素朴さを感じるペットボトル緑茶飲料です。
今静岡では「桜えびの不漁」や「リニア開発による大井川の水問題」など様々な自然環境の課題がありますが、「ユネスコ エコパーク」に認定された川根の豊かな自然環境と、そこで育まれるお茶を守って行きたいと感じさせられます。
パッケージを含め、親近感が湧きどこか応援したくなる、そんな川根のお茶です。
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