コンビニやスーパーなどの量販店から個人農家さんまで、日本全国各地には数多くの干し芋が製造・販売されています。
さつま芋の品種から製造方法、パッケージなどバリエーション豊かな干し芋ですが、それだけ数が多いとどれが美味しいのか・どれを購入するべきか悩んでしまいます。
そんな疑問にお答えすべく、離乳食から干し芋を食べ始め、干し芋歴約40年の干し芋農家ぎんろーが各ブランドで販売されている干し芋を実食レビューを交えてご紹介します。
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ローソン「有機栽培の干し芋スティック」とは(どこで買える?)
コンビニ各社でも干し芋が販売されていますが、大手コンビニチェーンの「LAWSON(ローソン)」さんからは「有機栽培の干し芋スティック」という商品が販売されています。
ローソンさんは店舗数で言うと全国で約14600件ほどで、セブンイレブン、ファミリーマートに次ぐ第3位となっており(2019年7月)、特に関西、山陰、四国などの地域で店舗数が多いです。
コンビニには様々な商品棚、販売コーナーがありますがどこにどのような形で販売されているのでしょうか。早速近所の店舗へ行ってみました。
店内で発見した干し芋はお菓子やおつまみなどが陳列されているコーナーで、両隣は焼き芋と安納芋チップスという芋の密集地でした。
パッケージも比較的コンパクトでちょっとしたオヤツやお菓子のような位置付けの印象です。
今回はそんな「ローソン」さんの「有機栽培の干し芋スティック」を実食レビューしていきたいと思います。
ローソン「有機栽培の干し芋スティック」の基本情報(値段・産地・品種ほか)
価格 |
¥198
|
名称 |
有機干し芋
|
原材料 |
有機栽培さつまいも
|
産地 | 中国 |
品種 | ー |
内容量 | 80g |
賞味期限 | 約4ヵ月 |
購入場所 | ローソン 店舗 |
製造者 | ー |
輸入者 | 株式会社 壮関 |
MAP |
ローソン「有機栽培の干し芋スティック」の栄養成分表示(カロリーほか)
エネルギー |
227 kcal
|
タンパク質 |
3.5 g
|
脂質 | 0.3 g |
炭水化物 | 54.6 g |
食塩相当量 | 0.2 g |
※80g当たり
ローソン「有機栽培の干し芋スティック」を実食レビュー
まずパッケージですが、正面に干し芋のイメージ写真が大きくプリントされていて、一目で干し芋と分かるようになっています。透明の袋ではありませんので中の商品の様子はわかりませんが、このへんは「ナチュラルローソン」ブランドとして統一感があります。
「しっとり肉厚。さつまいもの自然な甘さがつまっています。」と干し芋の魅力がアピールされています。パッケージの写真もとても美味しそうです。
商品名に「有機栽培の~」とある通り、有機栽培のさつまいもを原料に使用している点は特筆すべき点の1つでしょう。また干し芋の魅力である「食物繊維」の含有量についても大きく書かれています。
裏面です。栄養成分表示や賞味期限などが印字されています。
表面にもプリントされていますがコンビニの干し芋商品としては珍しく「有機栽培のさつまいも」を使用しており、この部分がこだわりポイントとして書かれています。
中国産ではありますが、「有機JAS規格認定」のオーガニック栽培のさつまいもを使用しているそうです。
袋から取り出してみました。コンビニや量販店で一般的に販売されているスティック状の干し芋で、個体差はあると思いますが白い粉は殆ど吹いていません。
実食してみると、比較的柔らかめの干し芋であると感じましたが硬い所と柔らかい所のバラつきがあり、それぞれのスティックごとに個性がある印象を受けました。量販店の干し芋の中では比較的しっとりタイプです。
食塩相当量が0.2gとセブンイレブンさんの干し芋ほどではありませんが、一般的な国産の干し芋と比較して多く含まれている部分は考慮する必要があります。
ローソン「有機栽培の干し芋スティック」をツール数値検証
続いて客観的な検証ツールとして糖度計・硬度計を用いて検証を行いました。
(※干し芋は生産時期・環境他要因で仕上がりが異なります。)
糖度(*1) |
13.5
|
°Bx
|
硬さ(*2) |
7.5
|
HA
|
厚み | 1.0 | CM |
(*1)使用糖度計(※°Bx値が高いほど一般的に糖度が高い。(例:みかん約12%・りんご約15%など))
ローソン「有機栽培の干し芋スティック」の開封動画
商品のパッケージや柔らかさなど、開封動画でより詳細に解説しています。
ローソン「有機栽培の干し芋スティック」の口コミ
各種SNSでの口コミ・評判をまとめました。
ナチュラルローソンの干し芋スティック、美味しいし、スティック状で食べさせやすいし、普通のローソンでも買えるから最近の金さんの定番おやつのひとつなんだけど、1度開けたら封出来ないのが残念😣チャック付きの袋になって欲しいよ〜!ぜひ改良お願いします!🙇♀️@naturallawsonjp @akiko_lawson pic.twitter.com/IwT9A6W5B4
— カピバラのぶこ®/2y娘(金さん) (@n0bn0b_h) January 16, 2020
今日の干し芋メモはこちら🙌
ローソンさんで買った、有機栽培の干し芋スティック。
オーガニックにこだわる方にはいいですよね!
歯ごたえがわりとしっかりめなので、少なくても食べた感がありました。#干し芋 pic.twitter.com/J339xISQr5— 村井理沙子 (@muramuraR) August 4, 2017
近所のローソンさんの各店舗で購入し易い事もあり、多くの口コミがありました。価格も抑えられていて「有機栽培」や「オーガニック」などのこだわりを評価する声が多い印象です。
ローソン「有機栽培の干し芋スティック」のまとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 原料に有機栽培のさつま芋を使用している
☑ 1袋(80g)で¥198という低価格
②良い点(ここが〇)
●全国約1.4万店以上のローソン店舗で購入可能という入手のし易さ。。
●有機JAS規格認定のさつま芋を原料に使用しており、オーガニックにこだわる方におススメ。
③惜しい点(ここが△)
●産地・品種にこだわる人には適さない。
④評価チャート
⑤まとめ
「毎日だから大切に。」をコンセプトに、美と健康を考えたライフスタイルを身近でサポートする事を目指した「ナチュラルローソン」ブランドらしい干し芋商品だと感じました。
日々のオヤツとして購入して貰えるように価格を抑え、比較的量は少なめですが1日で食べやすい量だと思います。
コンビニや各量販店さんの中でも「有機栽培」にこだわった点は素晴らしく、魅力に感じる方も多いのではないでしょうか。
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