日本一のお茶処・お茶の産地である静岡県。ボトル飲料のお茶も数多く販売されています。
そんな疑問にお答えすべく、静岡の元お茶農家のぎんろーが静岡茶を使用したボトル商品を実飲レビューを交えてご紹介します。
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伊藤園「カテキン緑茶」とは
今回は「株式会社 伊藤園」さんの「カテキン緑茶」をご紹介します。
伊藤園さんと言えば皆さんご存知の大手飲料メーカー。本ブログでも特徴的な緑茶ボトル飲料をご紹介してきました。
その中でも今回の「カテキン緑茶」は健康志向の高まりでかなり注目されている商品ではないかと思います。
特に「消費者庁許可 特定保健用食品」、いわゆる「トクホ」に認定されている商品で、緑茶に含まれている「カテキン」に着目した商品です。
今回はその「カテキン緑茶」を実飲レビューしていきたいと思います。
基本情報
茶葉産地 |
オーストラリア
|
購入価格 | ¥160 |
購入場所 | ドラッグストア |
内容量 | 350ml |
製造者 | ー |
販売者 | 株式会社 伊藤園 |
MAP |
伊藤園「カテキン緑茶」を実飲レビュー
まずパッケージですが、「トクホ」である事とカテキン緑茶の持つ2つの効果「コレステロールを減らす」・「脂肪の吸収を抑える」が大きくアピールされています。
消費者庁許可の「トクホマーク」も大きくプリントされています。
こちらが裏面です。2つの健康効果に関して、茶カテキンがどのように作用するのかの説明や、一日当たりの摂取量に関しての解説があります。
こちらは栄養成分表示。
関与成分として「茶カテキン」や「ガレート型カテキン」などの成分表示が記載されている点が特徴です。
あまり聞きなれない「ガレート型カテキン」に関しては公式サイトに説明がありました。
「カテキン」を細かく見てみると、8つのタイプがあります。それらは構造の違いによって、「ガレート型」と「遊離型」の2つに分類することができます。
その中でも、伊藤園が注目したのが、「ガレート型カテキン」です。「ガレート型カテキン」には、脂肪やコレステロールの吸収を抑える働きがあります。
食事で摂った脂肪は小腸から吸収されますが、通常は吸収される際に消化酵素(リパーゼ)によって分解されます。ガレート型カテキンは、この消化酵素(リパーゼ)の働きをブロックすることで脂肪吸収を抑えます。
一部抜粋:伊藤園 カテキンラボ
お茶の健康成分「カテキン」を知っている人は多いと思いますが、カテキンにも種類があり、それぞれ特徴や効果が異なる事には驚きます。
詳細は伊藤園さんの専用サイト「カテキンラボ」をご覧ください。
こちらは側面。側面に目盛りが付いていて、電子レンジで温める際や飲む際の目安になります。
底面です。水色は飴色、琥珀色の印象です。
実際に湯飲みに注ぎ、実飲レビューをします。
お茶の苦渋味成分である「カテキン」をウリにした商品ですので、当然ですが一口含むだけで成分由来の強い苦みを感じます。
この商品は健康効果に魅力に感じる方をターゲットにしているので、苦味が強いほど効果的に感じるのかもしれません。
食事と共に飲む事で脂肪の吸収を抑える効果があるとの事ですが、渋味が強いので食事との相性は疑問に感じる部分もあります。
苦い分、お茶請けには甘い和菓子などが合いそうですが、その場合カロリーが多くなってしまうのでダイエットの目的には本末転倒ですね。
まとめ・感想
①特徴まとめ
☑ 消費者庁許可「特定保健用食品(トクホ)」商品
☑ 脂肪とコレステロールの吸収を抑える2つの効果
☑ ガレート型カテキン含有で渋味・苦味が強い
②良い点(ここが〇)
●健康増進の意識付け。
③惜しい点(ここが△)
●一般商品と比較して割高な価格設定。
●本当の効果はどこまで??
④評価チャート
⑤まとめ
トクホ飲料として健康志向の方々にアピールした特化型の緑茶飲料です。
効果は人それぞれかもしれませんが、少なくとも健康効果への意識付けには良い商品かもしれません。
※茶葉はオーストラリア産を使用しています。原材料「緑茶抽出物」は静岡茶が使われているのでしょうか?
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